廃油で珈琲アロマキャンドル(1)
珈琲の中でも、お気に入りの香りがある。それはおそらく私だけの香り。廃油と珈琲かすを使って、その香りを放つキャンドルを作りたい。もし出来上がったなら静かな時間に明かりを灯し、至福の香りと小さくゆらめく光の帯に、きっと心を奪われるだろう。 試作品1 廃油独特の匂いや色の違いを確かめる為に使用する廃油を3通りとした。 左:廃油を不織布(排水口用)で濾したものをさらに、珈琲かすを不織布に入れ、フィルターにして濾したもの。中:油を不織布で濾しただけのもの+ミントのアロマオイル。右:塩析という方法で油の匂いを軽減させたもの+クレヨン(紫)で色づけしたもの。参考:廃油キャンドルの作り方 結果左:うっすらと珈琲の色がつき、廃油+かすかに珈琲の香りがする程度。中:廃油の色そのまま。この中では一番強い廃油の匂い+ミントの匂いで微妙な香り。右:この中で一番廃油の匂いが軽減されています。 実際に灯してみて、どれも廃油の匂いはそれほど気になりませんでしたが、これは廃油自体の匂いに左右されます。知人は凄く古い廃油を使ったところとても臭かったと言っておりました。 また珈琲の香りもミントの香りも、市販のアロマキャンドルのように灯している間中強く香るということはありませんでした。鼻をキャンドルに近づけると分かる程度の香りです。 廃油と珈琲かすでは無理があるのかもしれませんね、また何かいい方法が見つかって、理想に近づいたらご紹介します。 下は明かりを灯したところ。 案外色付けしていない真ん中のもきれいです。珈琲で濾したものは少し珈琲らしいかな?キャンドルの明かりは懐かしくもあり、心を落ちつかせ安らぎを与える働きがあるようです。