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2011.01.17
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もうすっかりお忘れの方も多いと思いますが、、、、

昨年の10月に行ってきた、中東一人旅の旅行記の続きです。



すっかりストップしていた旅行記ですが、

先日、全て完成させました。


実は、今回の旅行記を作品としてまとめ、

ある出版社に送ってみたのです。

ドキドキ。


向こうの方に、「14日までに送って下さい」 と言われ、

先週は、ほぼ家に引きこもり状態。

ずっとパソコンと向かい合ってました。


結局、14日には間に合わず、15日にようやく完成。

出版社の方に、「期日に間に合わないので、もう1日下さい」 と電話をした時、

まるで本物の作家みたいだわ、、、と、一人ニヤニヤしておりました。


OKのお返事をいただける確率は、ものすんごく低いとは思いますが、

結果はどうあれ、小さな一歩を踏み出せた気がして、とても嬉しいです。


来週中にはお返事いただけるそうなので、

またご報告させていただきますね!



書いた原稿をブログ用に手直しして、

少しずつアップしていこうと思います。

どうぞよろしくお願い致します☆



今までの旅行記はコチラ。


<1>  旅の幕開け

<2>  関空からドバイへ

<3>  飛んでイスタンブール

<4>  トルコ人


現地から更新した、写真たっぷりの旅日記は コチラから。



-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・





パムッカレは、トルコ語で 「綿の城」 という意味を持つ、

トルコ有数の温泉保養地。


お湯に石灰成分が含まれていて、

それが長い時間を経て結晶となり、

辺り一体、まるで雪山のように真っ白に覆われているそうです。



バス運賃の件でもめたせいで出発が遅れ、

パムッカレ村に到着したのは、12時半。

デニズリから30分ほどかかりました。


バスを降りた所は町の片隅。

停留所という雰囲気ではありません。




そもそも、乗ってきたミニバス自体、

ちっともバスらしくありませんでした。


ちょっと大きめのバンに、人を乗れるだけ乗せる。

ある程度人が集まったら出発。


もちろん時刻表はありません。

運賃は、お客さんの一人が皆から回収し、

ドライバーに渡していました。


トルコは、ヨーロッパと中東の境目の国。

この辺り、中東色を感じますね。





一人、小さな町の片隅でバスを降ろされた私。

辺りを見渡しても、石灰棚らしき物は見当たらない。

それらしき標識や看板も無い。


ここ、パムッカレ・・・・ですよね?

若干不安になる。




運転手さんにしつこいほど、

「パムッカレ! パムッカレ!」 と連呼していたので、

たぶん間違いないと思うのだけど。


近くの人にガイドブックに載っている石灰棚の写真を見せ、道を聞く。


どうやら、少し歩いた先にあるみたいです。

よかった。




坂道を上っていくと、

雪をかぶったような真っ白な山が見えてきました。


あれがパムッカレの石灰棚!




入場料を払い、敷地の中へ。

石灰棚は世界遺産に登録されていて、

石灰を保護するため、石灰棚を歩くには、靴を脱がなければなりません。


温泉地なので生ぬるい水が流れていました。

水が冷たくなくて良かったです。


ツルっと滑って転んでしまわないよう、

気をつけながら進みます。



段々畑のように、小さなプールがいくつも連なったような石灰棚。

真っ白な石灰棚と、

真っ青な空、

そして太陽に反射してキラキラ輝く水たまり。

とてもとても綺麗でした。

今回の日記唯一の写真です!







石灰棚の奥は、ヒエラポリス遺跡へと続いています。

ヒエラポリス遺跡は、紀元前190年に始まった都市の遺跡。

ほとんどが崩れかけていますが、

円形劇場のように、しっかり当時の形が残っている物もありました。


遺跡好きの方なら、もっと遺跡について熱く語れると思うのですが、

私には、「へー、すごい!!」 が精一杯です。

すみません。



広い遺跡を歩き回り、石灰棚で夕陽を眺める。

とても綺麗な夕陽でした。


日が落ちると一気に寒くなるので、急ぎ足で村まで戻ります。


そして、来る時にバスを降りた所で帰りのバスを待ちます。

時刻表は無いし、辺りは暗くなってくるし。

不安になりかけた頃、ミニバスがやってきました。


トルコ語が全く話せないので、

運転手さんに 「デニズリ オトガル(バスターミナル)?」 と片言で確認して、

バスに乗り込みます。


行きと同じく、バスというより大型のバン。

20人ぐらい乗れるかな。





バスに乗っていたら、

なんとなくバスのシステムが分かってきました。


バス停はありません。

つまり、決まった停留所がありません。


バスに乗りたい人は、道路の脇で待っていて、

バスに手を揚げて合図をし、止まってもらう。


バスを降りたい人は、運転手さんに 「ここの辺で」 と伝え、

降ろしてもらう。


斬新なシステム!


降りたい所で降りられるのは便利ですよね。

普段バスに乗っていて、目的地が停留所の真ん中辺りにあると、

ちょっとチェーって思いますもん。




帰りのバスはとても混雑していて、

しばらくすると満員になりました。


私は前の方の席に座っていたので、

ドライバーさん、そして前方の景色が良く見えました。


ふと前方に目をやると、

路肩に立ち、こちらに向かって手を揚げている人が何人かいました。

バスに 「止まってくれ」 の合図をしている人たちです。


しかし、バスは満席。



さぁ、一体どうする?

ドキドキしてきました。







すると










バスは










何のためらいもなしに






















































































その人たちの横を走り抜けました。













!!!!!!!!

















ビックリです。

素通りです。




確かに、車はバンタイプなので、

一般的なバスのように、通路に立って乗る事ができません。

そもそもちゃんとした通路もありません。

座席が埋まってしまったら、それで終わり。



しかし、バスを待つ人たちが、

「バスが止まらない」 と知った瞬間の顔。

そのあまりに切なそうな表情に、思わず胸が痛みました。







しばらくすると、また路肩に人を発見。

明らかにバスに乗りたそうな感じで、

こちらに向かって、「バス止まってオーラ」 を発しています。


座席はいまだ満席。

やっぱり通り過ぎてしまうのかしら?

ハラハラしながら運転手さんを見守る。





すると










次の瞬間










運転手さんは






























バスの看板の照明を消灯。




















そして、鼻歌まじりに、












































その人の横を走り抜けました。







!!!!!!!!




つまり、営業終了って事ですかっ!?









バスが通り抜ける瞬間の、

その人のショックを隠しきれない表情。


そうですよね。

信じていた者に裏切られたんですものね。


あぁぁぁぁぁぁ。

すみません。

私が悪いんじゃないけど、なんかすみません。







もう誰もバスを待たないで!

私のそんな祈りとは裏腹に、

バスは、その後も何人もの人を素通りしていきました。


運転手さんは、バスの看板の照明を消した事で開き直った感があり、

アクセルの踏み込みも絶好調でした。



・・・バスに乗れなかった人達が、次のバスに乗れた事を願うばかりです。





その後、ポツリポツリと人が降りてゆき、

最後、デニズリのオトガルでバスは止まりました。


これから、夜行バスでカッパドキアへ向かいます。



夜行バス2連チャン。


なかなかハードな旅でございます。





<6>へ続く。









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Last updated  2011.01.17 21:44:35
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エジプト   あすか さん
このあとも旅行記が楽しみですがエジプトがえらいことになってますね。こういう騒動に巻き込まれないのもやはり運の良さなんでしょうか。
(2011.01.30 09:55:56)

>あすかさん   さゆりm-_-m さん
今エジプト大変な事になってますよね。
巻き込まれなくてらっきーでした ^^

(2011.02.02 22:09:16)

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