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2011.05.04
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今回見た映画は、「エリザベス」と「パッチギ!」です。

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前回見た「ブーリン家の姉妹」は、エリザベスの母親、アン・ブーリンの物語でした。

ヘンリー8世の気を引き、妹を裏切り、前妻を強引に離婚させて正妻になるあたり、嫌な女性でした。最後は王を裏切ったとして処刑され、因果応報かと思いましたが、映画の最後のシーンで、忘れ形見の一人娘エリザベスがその後王位を継いで40年余りの長き間イギリスを収めたというテロップが流れ、歴史の面白さを感じました。

この映画は、エリザベスが娘から女王になり、女王として生きていく覚悟を決めたところまでを物語っています。

最初は、どこか頼りなげに初々しかったエリザベスが、臣下の前に立つようになり、次第に威厳をもっていきます。教会の手ごわい面々を相手にどう話をしようかと、一人鏡に向かいながら練習する姿は、可愛くも見えましたが、鋭い質問や追及にユーモアを交えながら切り返すあたりに、彼女の賢さと強さを感じました。リーダーシップをとるお手本ですね。

最後、断髪をして「私は国と結婚しました」と宣言し、王座につく姿には圧倒されました。

この映画で、カトリックから英国国教がイギリスの国教になっていくのですが、先日のウィリアム王子の結婚式を見て、あの時代から今に至っているんだと感慨深く拝見しました。

 

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韓国人のお友達、KyungSilさんが、パッチギのDVDがあれば送ってと話してきたのがきっかけで見てみました。

井筒和幸監督はテレビでよく拝見してますし、パッチギの映画が反響高いらしいことも知ってたので、この機会に見てみようと、すぐ予約してみました。

見てみた結果・・・

う~~~ん

 

見方は人それぞれなんでしょうが、私はちょっと・・・辛かったな。

何がって、喧嘩の場面が多くって、それが結構半端じゃない。

ほんとに、その時代、そう言うケンカがあったのか・・・あんな激しい喧嘩をしてたのか、ほんとにそんなんだったの?ってびっくりした。

1968年の設定。私はまだ小学生時代。

映画のお兄さんたちは、団塊の世代と呼ばれる年代なんだろう。赤ヘルかぶってデモ行進の姿は、幼いころのニュースでよく見て知ってる懐かしい光景。

核マル派とか、中核派とかなかったっけ。

今ではそんなこと想像もつかないけれど、その時代は確かにあった。ってことは、暴力的なケンカもやっぱりあったのかもしれないね。

でも、ケンカがテーマかと間違えるほどに暴力シーンが出てくると、だんだん耐えられなくて早送りしてしまいました。

一つ懐かしく、心に染みたのは、

イムジン河の歌。

大学生のころ、岐阜出身の友人から教えてもらった歌でした。山のテントの中で一緒に歌ったことを思い出します。彼は頭のいい歴史学生で、どこで知ったのか、この歌は、発禁になって、公では歌われないんだということも、その時知りましたが、メロディの美しい歌で、私は好きでした。

イデオロギー的な、難しいことは私にはわかりません。

ただ、互いに理解し合って仲良く過ごしたいと思います。

どこの国の人とも、誰とでも。






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Last updated  2011.05.04 22:50:47
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