|
カテゴリ:福井の地酒
相変わらず雨が降ったり止んだりの毎日で、なかなかエギング~にも行けず、
飲んだくれているソルト魂です。 先日ウタさんで買ってきたひやおろしを早速飲んでみました。 富久駒 鬼作左ひやおろし 産 地:福井県 酒 質:純米原酒 日本酒度:+10.4 酸 度:2.1 アルコール度:17.5度 使用米:自社田んぼ産山田錦 精米歩合:70% 購 入 店:ウタ 購 入 日:平成27年9月 製造年月:平成27年9月 価 格:1473円(4合瓶、税込) 当ブログでは初登場となる久保田酒造さん、 白山山系の山々と丈競山から流れてくる竹田川、日本最古の丸岡城との間に位置し、 昔からきれいな水に恵まれ、今でも四方を用水路に囲まれています。 母の生まれ故郷でもある丸岡は福井市の北郊外に接する町で、江戸時代に丸岡藩の城下町 として発展しました。 町の礎となった丸岡藩の歴史としては、はじめ越前福井藩(松平家)の藩主が幼少であった事 から本多成重が附け家老として丸岡に入ったのが始まりでこの時はまだ藩ではありません。 しかしその後、越前福井藩の騒動を機に藩に昇格します。 初代藩主本多成重の父が徳川家康の重臣で「鬼作左」こと本多作左衛門重次。 日本一短い手紙として知られる「一筆啓上 火の用心、お仙泣かすな、馬肥やせ」は本多重次が 天正3年の長篠の戦いの陣中から妻にあてて書いた手紙で文中の「お仙」とは幼い成重のこと。 久保田酒造は丸岡町の中心部の北東に広がる農村地帯の山久保という集落の中にあり、 創業は江戸時代中期の宝暦三年(1753)の老舗です。 西ゆうじ原作の漫画『蔵の宿』の酒造のエピソードモデルになった酒蔵としても有名ですね。 「鬼作左」は最近生まれた特約店向けの限定酒の銘とのこと、 こちらの仕込み水は暑さ150mの岩盤を掘り抜き、地下200mから汲み上げており、 同じ水系の水を使える蔵の隣の田んぼで育った山田錦で造られたのが、 「鬼作左 ひやおろし」です。 飲んでみると、もみじ柄の風情あるボトルから受けるしっとりとした印象とは違い、 「鬼作左」のような強そうなイメージを想像させる、日本酒度が+10もある極辛なお酒です。 ただ、ひと夏低温でゆっくりと熟成されているため、円やかな深みのある辛さであり、 また、精米歩合は70%と粗く、米の旨みがしっかり残っている味わいとなっています。 アルコール度数は高めなので、冷やよりもグラスに氷をひとつ浮かべて飲むロックが おススメ、 味の濃い料理と合いそうですし、ル・サンオンズさんで鴨や羊を食べながら飲んでも 美味しいだろうなあと思いました。 他の銘柄も飲んでみたいなと思わせる旨いお酒でしたね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.09.08 15:28:09
コメント(0) | コメントを書く
[福井の地酒] カテゴリの最新記事
|