失語症の方に意思疎通を助ける支援者を
美容と健康に直接関係することではありませんが、若い世代の方に知っていただきたいことがあります。脳卒中や交通事故による頭部外傷などにより、失語症になっている方は、全国に約50万人いるとされています。その方たちは日々の暮らしで意思疎通、つまり言葉によるコミュニケーションに支障があるため、どうしても孤立したり、閉じこもりがちです。そこで国は5年ほど前に、彼らの意思疎通を助ける支援者を養成し、派遣する制度をスタートさせました。ところが支援者は思うほど増えていないのが現状です。たとえば聴覚に障害のある方には手話通訳者がいるように、失語症の方の支援者も増えたらいいなぁと思うのですが……。支援者になるための養成講座や具体的な活動内容などは、こちらで紹介しています。、若い皆さんに手をあげていただけたら嬉しいです。