がんサバイバーの食事と電子レンジ
がんサバイバーに栄養バランスのよい食事を三度三度用意するうえで、今や電子レンジは強力な助っ人です。電子レンジの調理への活用については、「栄養素が破壊される」などとリスクを強調する声が少なくありません。一方で、その道のプロは、「使い方次第」だといいます。「むしろ栄養の損失を防ぐことができる」とのこと。そこで私は、食材ごとに栄養成分の特性を考えながら電子レンジを活用しています。その際にフル稼働してくれているのが、フランス生まれの、おしゃれなデザインのこちら☟です。Luminarc VITRO リュミナルク ヴィトロ フラム ブルーミング ふた 付き 両手鍋 耐熱性が高く、直火はもちろんIH、オーブン、そして電子レンジも、ほぼすべての熱源に対応でき、しかも食洗器OKという機能性バツグンの調理鍋です。サトイモやじゃがいもなどの根菜類は、この両手鍋に入れて5分ほど電子レンジで加熱し、少し柔らかくしてからそのまま直火に移し、肉類を加えるなどの調理を。加熱時間が少ない分うま味や栄養分が損なわれることなく、味のしみ込んだ美味しい一品が出来上がります。おしゃれなデザインで保温性もいいため、そのままテーブルに出しています。残ったら鍋のまま冷蔵庫に保存しておき、翌日そのまま電子レンジで温めて食べたりもしています。野菜類の電子レンジ使用については、まず水溶性か脂溶性かを考えます。水溶性ビタミン(B群とC)は水に流れやすく加熱に弱いため、茹でたりすると、その茹で湯に流れ出てしまいます。蒸し器にして電子レンジで3分ほど蒸すことで、ビタミンの損失を防ぐようにしています。我が家では、ブロッコリーを必ず毎日食べるので、この蒸し器は毎日登場します。ガラス製ですから、蒸し具合を外からチェックできるのがうれしいです。一方の脂溶性ビタミン(A,D,E)には、油に溶けて吸収される性質でありますから、炒め物にしたり、そのままサラダでオイルドレッシングをかけていただきます。このドレッシングには、オメガ3脂肪酸が豊富なえごま油☟を使っています。【国内売上げNo.1】朝日えごま油 【栄養機能食品】DHA EPA フードプロセッサーで千切りにしたにんじんにオリーブオイルをかけ、電子レンジで2分ほど加熱したものを保存しておき、肉料理などに添えて出したりもしていますが、このときもこの両手鍋と電子レンジが活躍してくれます。パナソニック フードプロセッサー MK‐K48P‐W (ホワイト)(送料無料)良質なたんぱく源としてミートローフのようなかたまり肉を調理するときも、この両手鍋と電子レンジが大活躍です。ガラス越しに中が見えますから、様子を見ながら調理できます。オーブンのように焦がす心配もなく、短時間で中まで火を通すことができます。電子レンジは加熱時間をうまく調節さえすれば、栄養が失われる心配はないと思っています。