カテゴリ:旅を楽しむ
東日本大震災から一週間。 急性期を越えて、長い復興への日々が始まる予感に、新たな不安と苦痛を感じられていることでしょう。もう戻ることはない、あの日常。あの日たち。どうか今しばらく、振り返らず前だけを見続けられますように。 私の仕事先ひとつでは、昨日、最寄り駅三箇所で募金活動をしたそうです。 阪神淡路大震災の記憶もまだまだ新しい場所柄か、涙ながらに募金してくださる方や、通り過ぎた後、友達と相談して戻って募金する小学生など、ひっきりなしに募金してくださる人の波で、実に100万円以上が集ったそうです。 本当に、この地に住むものにとっては、他人事じゃありません。 今日の苦しさを乗り越えた後も、次々に襲ってくる苦痛と不安。 被災した人が感じるだろう時間の流れを、身をもって知っているだけに放っておけないんですね。 とは言うものの、私は1泊2日で足立美術館にいってきました。 初期認知症の母がまだはっきりしているうちに、いろいろ思い出を作っておきたいっていう長姉の企画で、母娘三人旅です。仙台で被災した山形在住の中姉からも、楽しんできて! ってメール。それぞれがちゃんと生活をしていることが大切なんですよね。 今月1日から有給をとって三週間の予定で大阪滞在している姉は、東京在住。 会社も大変なことになってるようで、東京の家のことも気になってるようですが、もうしばらく在阪すればという連絡が会社からもあり、都心部の生活も大変なことになっているなあっと実感させられます。 そんな旅行でしたが、母のご機嫌もよく、念願の足立美術館はとてもとても満足の美しい日本そのものでした。 天気予報で予想はしていた大雪でしたが、米子道が通行止めになって、地道を走るバス。 チェーンを装着する間もなく、大雪のために滑った大型車両。走行を諦めた車などで、途中の峠で道はストップ。滑って動けなくなる車も多数。 にっちもさっちもいかない状況になったのですが、私が乗っていたバスの前のトラックの運転手さんが、状況を把握して、それぞれの車にいろんな指示を出してさばいてくださったので、一時間くらいでとっても大変だった峠を越えることができました。 すごいなー、すごい、すごい。 あの運転手さんが、もし、自分のやっていることが、延々と続いている渋滞のすごさを解消するためだなんて思っていたら出来ない。とりあえず、自分が通るべき道をふさいでいる、この車を避けて通ることが出来れば、何とかなるって判断。 誰かせいでもなく、誰かがしろよ! でも、なく、そこに必要だから動く。声を出す。 権利主張ではなく、今ある状況を打破する。 大切ですね。 人気ブログランキングへランキングに参加中です! ぜひ、ポチ・ポチ・ポチッとクリックしてやってください。応援よろしくお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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