カテゴリ:旅を楽しむ
さきほど、何事もなく無事帰国いたしました。 一週間のロンドン滞在だったけど、帰る瞬間はやっぱり名残惜しいものです。 浦島太郎じゃないけど、出発前は真夏のギンギンの太陽だったのに、帰ってみれば秋の虫の音が涼やかな夜です。台風のせいもあるんでしょうね。被害が甚大で心が痛みます。 今回のロンドン行きの目的は、ミュージカル三昧、これに尽きます。 6泊8日の日程で6本のミュージカルを見ました。 これってかなりの贅沢ですね。 1本1本が、それぞれ本当にすごいから、もしかしたら一生に1回、すごいミュージカルを見た! って感動を持つことで充分なんだと思います。見続けると感覚が麻痺しかねません。 まあ、仕事柄ということで自分を納得させてます。 滞在3日目、地元っ子のように、チェダーチーズとサラダのサンドイッチをほうばりながら、ウエストミンスター寺院か、ビッグベンでも見学しようかなあって思っていたのですが、いやいや、もうすごい人だかり。 長い長い列ができています。さすが世界の一大観光地です。 京都や浅草の比じゃないから、やっぱり日本はまだまだ東洋の端の国なんだなって思わされます。 では、ということで、ピカデリーサーカスのそばにあるプリンス・オブ・ウェールズ劇場のバックステージツアーに行くべく、地下鉄に。 昨日までは歩いていたけど、今日は地下鉄移動の日に。 劇場についてみると、今日は,バックステージツアーはないとのこと。 残念。でも、とても珍しい17時開演でマンマミーアがみられるってことで、チケットをゲット。当日券に並べばは20ポンドで入れたけど、いい席で見るのもいいかなって贅沢です。 マンマミーアは日本で見る機会もなく過ごしていたし、よく知ってるストーリと歌なので、楽しみも100倍。 最後は客席中総立ちで一緒に踊って歌いました。 ああ、楽しかった。やっぱり、知ってる曲って、それだけで楽しめますよね。 ここまで5本見ての締めの感想。 どの作品も、カーテンコールを別物として仕立てて、ショーアップ。 作品内容にかかわらず、客がいかに乗って楽しめるかという部分に力を入れてます。 というか、日本にミュージカルが定着し始めたころのキャッツやジーザス、などなどに比べて、激しいダンスが少なくなっている分、カーテンコールで思いっきり踊っているって印象。とっても楽しいけど、時代の流れを感じます。 ビーリーエリオットは正統派のミュージカル。 ストーリーもいいし、労働者の苦悩と、子供たちのバレエ教室を組み合わせオーバーラップさせる手法は秀逸。ぞくぞくします。そして、ストーリーで見せることのできる優れたもの。 それに比べ、いわゆるジュークボックスミュージカルのwe will rock youや マンマミーア、 ジャージーボーイズは、 客の思い出をうまく使って仕上げていくもの。 そのミュージカルの音楽がいいのではなくて、名曲にストーリーを無理やりつけたものだから、満足度がかなり違う。 結果、舞台美術もビジュアル頼りで、LEDパネルによる変化が中心。これも一つの流れだろうけど、少し貧しい気がする。 そして、今日見るオズの魔法使いを含めた シュレックなどのどちらかというと子供にターゲットを絞ったもの。 これはこれでいいけど、ミュージカルだけが持っているストーリーってのがないのだろうかと思うと、ちょっと悲しい気もします。 人気ブログランキングへランキングに参加中です! ぜひ、ポチ・ポチ・ポチッとクリックしてやってください。応援よろしくお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[旅を楽しむ] カテゴリの最新記事
|
|