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テーマ:家庭菜園(57257)
カテゴリ:いきもの・動物・植物・虫
4歳の孫娘は砂いじり土いじりが好きなので妻と一緒にじゃが芋掘りをさせてみました。 『じゃが芋芽掻き株を試し掘り... 』 ゴールデンウィークで娘二人と孫4人が集まったので昼食のおかずにして食べようと、 芽掻きしたじゃが芋の芽を育てたものを試し掘りしてみました。 理由は葉が黄化し収穫サインが出た事とそうか病の発生有無を確認したかったからです。 今回じゃが芋を植えた土壌pHは6.7で 適正pH5.0~6.2から大きく外れており、 事前に少量のピートモスやそうか病予防資材の投入措置をとっていましたが... それでも心配で。 同じ条件下なら じゃが芋芽掻き株を試し掘りする事である程度の結果が観えると思ったからです。 1月後半に芽出しを開始し2月中旬に植付けトンネル栽培。3/5に発芽し生育は順調でした。 3/22に芽掻きを実施し 当日にじゃが芋畝横に移植したのですが ”やっぱり抜けてるなぁ... ” 今思えばメネデール希釈液に1時間ほど浸けてから植えた方が発根時間を短縮できたと反省です。 妻は「じゃが芋成ってないよ、これも、これも、ほら!」私に文句を言うような口調で(-_-; 「 そんな掘り方じゃ小さいじゃが芋は見つからないわ!」と売り言葉に買い言葉。 妻も小さい頃は色々と農家の手伝いの様な事をしてた話しは聞いてますが... 今は私の方が上で。 毎日毎晩Youtubeで学習してるので現象と原因・傾向と対策・気象と気温変化など、 作業当日の写真撮影も含めデータ管理は万全で... 開発エンジニア時代の経験が活かされています。 只、A型性格なので趣味の家庭菜園も【仕事感覚】になってしまってるのが玉に瑕(きず)かも? 芽掻きしたじゃが芋の葉の黄化が収穫OKサインを出しています。 昨年じゃが芋や里芋、白菜や大根など様々な野菜を頂いたご近所の方が犬の散歩がてら来て。 「○○さん、2月に植え付けたんだから もうじゃが芋収穫した方がいいんじゃないの? 」と。 私と同じで定年後に家庭菜園を始めたベテランさんなのですが... 作ってるだけのパターン? 家庭菜園も生産技術と一緒でプロセスを踏みながら工程毎のマニュアルを確認します。 条件1.2.3で最良品質で完成度の高い手法を見極めて次に繋げる... そんな事が身に付いてるので。 ” 何を以って【今収穫した方がいい】と判断を入れるのか?” この人に品質管理は無理だと。 種芋で育てたじゃが芋の葉は未だ青々と茂り あと半月はじゃが芋の肥大が期待できるので、 今収穫してしまっては2月に植え付けた事もトンネル栽培で発芽を早めた事も全てが無駄に。 目的達成に対し適切な手法を導き出し施行するのが生産技術なので無駄が出る事を一番嫌います。 今回収穫したのは【メークイン】と【男爵】で一番大きくてもSサイズでした。 それでもそうか病に感染したものは1個も無かったので少し安心しました。 本番収穫はあと2週間程なので 重曹1000倍希釈液を明日散布し消毒しようと思います。 それから... 上の写真のじゃが芋は茹でて軽く塩を振り食べ、一部は焼きそばに入れて食べました。 久々に新じゃがの旨さを味わい ” あぁやっぱり新じゃがは美味しいわ!” と娘も孫も言ってて。 家庭菜園をやって唯一悦に入る時って... 収穫後に食べられる新鮮な味なんだと実感しました。 個人的には野菜栽培をする工程で苦労とか努力と言う言葉は好きではありませんが、 食べて満足を得るまでの生産技術の工程が誤りではなかった事を確認できた時が一番の喜びです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.05.06 00:16:41
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