イントゥ・ザ・サン・・・・任侠映画だ~。
予告編で、スティーブン・セガールが刀を持ってた!さらに大沢たかおがなんかキレてたし、寺尾聰が出ていたし・・・興味あるなあ~って思っていたんです。そんなわけで、急に見たくなって見てきました~。しかし、もちろんB級です~~♪大沢たかおは良かったですよ!!(これだけは言えるわ~(笑))☆イントゥ・ザ・サン☆(2005)ミンク監督スティーヴン・セガール・・・・・・・・・トラビス大沢たかお・・・・・・・・・・・・・・・黒田マシュー・デイヴィス・・・・・・・・・・ショーンケン・ロウ・・・・・・・・・・・・・・・チェン伊部雅刀・・・・・・・・・・・・・・・・小島山口佳奈子・・・・・・・・・・・・・・・ナヤコ大村波彦・・・・・・・・・・・・・・・・タケシ本田大輔・・・・・・・・・・・・・・・・川村豊原功補・・・・・・・・・・・・・・・・不動明王ストーリーあらゆる人種が入り乱れる国際都市、東京。不法入国の外国人一掃を掲げる都知事候補が何者かによって射殺される。事件に大きな関心を寄せるFBIはCIAに協力を要請、日本語が堪能でヤクザ社会にも通じた伝説のCIAエージェント、トラビス・ハンターが来日、FBIの若き捜査官ショーンを相棒に、さっそく捜査に乗り出すが…。~~~~~~~~~~この監督は、タランティーノ組の生徒さんです。まだまだ、生徒さんと言っていいんじゃないかな~(笑)勉強が足らんぞ~♪タラちゃんのあの「キル・ビル」的なものを狙っているんだよね、たぶん。東京が舞台だから「キル・ビル」の場面が浮かんできちゃう。特にラストのセガールが殴り込みをかけにいく黒田(大沢たかお)の本拠地での障子のシーンなどはね~。しかし、セガールって日本びいきなの?そもそもセガール自身にそんなに興味がなくて、彼の映画を見た事がないもので・・・彼の髪型がなんかカツラみたいだな~なんて思って見ていたのだ。セガールが日本語をしゃべり、大沢たかおが英語をしゃべる。ここらへんがなんか、おかしくて(笑)寺尾さんは、日本語で通していたなあ。そのほうが、正解かも。伊武さんはなんか、ちんけなヤクザの幹部だな~~。彼の声は昔から好きなんだよね~、なかなかいい声だと思っていた。しかし、だんだん頭部が寂しくなってきていたんだね・・・もっと渋くて精悍な顔になって欲しかったな。さらに伊武さんの組の親分が、どこのオヤジだ?って感じでちっとも親分の貫禄がなかった。これじゃ、たしかに新興ヤクザの黒田に乗っ取られてしまうはずだ。というよりも、今ヤクザの親分などを演じられる伊武さんぐらいの年代っていないのかな~。昔は迫力ある役者がいたもんだけどね~~。頭に浮かぶのはもちろん鶴田浩二だったり、高倉健だったりするわけだけど・・しかし、こういう方々の仁侠映画はTVで何となく知っているだけで見た事がない。なので、こういう映画で親分達を誰がやっていたかもわからないんだけどね。~~~~~~~~しかし、大沢たかおはよかった!!彼と手下のふたりも。ラストのやられ方は、ちょっと物足りないけどそれまでは、なかなかいいんだよね。「とっとと帰れ、アメリカの犬が!」なんてすごんだりしちゃう所は、セガールを相手になかなかだったよ~♪切れたら何をしでかすかわからない。いらなくなった手下や、使えない奴は容赦なく切り捨てていく。そんな冷酷無比な新興ヤクザ。大沢たかおの切れ長な目が、結構イッちゃった感じになれるんだね~。セガールは、日本語うまいのかもしれない。しかし、ドスをきかせているんだけど、どうしても見ていると笑っちゃうんだよ~。「ばっきゃろー」なんて言ったりしてたよ。そして、山口佳奈子という新人がセガールの恋人だ。このセガールといいムードになるはずが、このナヤコという女性がセガールにおびえているんかい?って思うくらい萎縮していて(笑)セガールとラブシーン(純情な指切りしたりするシーン)があるんだけど、そこではふたりは英語で会話する。結構長い英語のセリフのシーンが彼女にもある。このシーンのセリフ、どうも吹き替えっぽいな~?口とセリフがあってない様な気がするんだけど、どうなんだろう~?~~~~~~~~~ストーリーは、よくわかんない話(笑)東京で殺された知事の捜査のために、なぜかアメリカからセガールが来るっていうのもね。新興ヤクザがチャイニーズ系ヤクザと手を組み、シャブの販売ルートを我が物にしようとしたという話なんだと思う。知事を殺したのは、かく乱させる為だったなんて説明していたけどね。ちょっとそこらへんが甘いよね。だから、ストーリーよりもアクションで見せてくれるかな?って期待したんだけど。ラスト、今まで結構バサバサと人を殺していた黒田の手下が、あっさりとセガールにやられちゃったのは、つまんないなあ。そして、黒田が刀で戦うというのもね。銃で良いじゃん。なぜかセガールと一緒に不動明王も殴りこみに行くのだ。とってつけたように、黒田が両親を殺した犯人だって復讐の為にね。その不動明王を黒田は、銃で負傷させる。その後にセガールが黒田の前に現れる。銃があるなら、刀より銃じゃないかな~っておもうんだけどな?とにかく、B級臭さプンプンの任侠映画。セガールが自ら制作、原案・脚本を書いたのは、自分の趣味の為だよね。でも本人達が楽しんでいるという事で、○でしょうか~?(笑)