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テーマ:今日聴いた音楽(75198)
カテゴリ:音楽(歌番組・MV含む)
今回のお題は杉山清貴&オメガトライブの「AQUA CITY」。
1983年9月21日にVAPからリリースされた1st。(初CD化は1984年8月) 杉山清貴&オメガトライブは杉山さんがVoを努めていたバンド「きゅうてぃぱんちょす」が母体。1980年にヤマハ主催の第19回ポプコンに入賞。メジャーデビューのオファーはいくつか受けていたが、オリジナル曲の出来栄えに納得がいかず誘いを断っていた。藤田浩一はポプコン入賞以降同バンドに注目しており、デビューの条件としてプロによる提供楽曲の演奏を提示、バンドはこれを受け、「杉山清貴&オメガトライブ」と名を変え、1983年4月にレコードデビューした。 藤田は、1980年代に角松敏生やオメガトライブ、菊池桃子を擁していた芸能事務所トライアングル・プロダクションのオーナーであり、藤田のタッチする作業は作詞家や作曲家、アレンジャーとのプリプロダクションからレコーディング・スタジオでのミュージシャンへの指示、エンジニアへの注文、レコード・ジャケットの決定からマーケット戦略まで多岐にわたっており、全ての最終決定権は藤田にあった。 青を貴重としたデザイン・夏や海をテーマにした曲によって「オメガトライブ=夏・海」というパブリックイメージを定着させた <曲目> 01(A-1).SUMMER SUSPICION 02(A-2).PADDLING TO YOU 03(A-3).MIDNIGHT DOWN TOWN 04(A-4).LIGHT MORNING 05(A-5).UMIKAZE TSUSHIN(海風通信 ) 06(B-1).TRANSIT IN SUMMER 07(B-2).TRADE WIND 08(B-3).SEXY HALATION 09(B-4).ALONE AGAIN *対応サブスク:Apple・Spotify #1はデビュー曲。当初は#5「海風通信」がデビュー曲候補であったが 、プロデューサーの藤田により「これも悪くないけどもう1曲書いてくれないかな。もうちょっとドメスティックなメロディー、泣き(哀愁感)のあるものにしてほしいんだよね」と依頼され、書き上げたのがこの曲。 「♪なぜ 外したのさ 僕があげた 銀の指輪 いつ」「♪僕と誰を比べてるの つのるジェラシーに灼かれて」と詞は三角関係を連想する #2は「きゅうてぃぱんちょす」時代に杉山さんが作った曲が原型。PDの審査を通過するため手を加えた。 サーフィンを連想するキーワードが散りばめられている #3ラテンダンスを思わせるナンバー #4の作曲は杉山さん。後に「この時期は作曲家として鍛錬の時期」と振り返っている #5は幻のデビュー曲でオメガトライブとしてデビューする際、最初にレコーディングした曲の一つ。茅ヶ崎、湘南と湘南サウンドを連想するワードが出てきてる。 #6は夜の空港での風景が見える #9「♪何も言わないで 背中を合わせて 色あせた思い出をちぎりながら二人」「♪もしもあの渚で 君とまた逢っても 僕は同じように君を愛してしまうだろう」って所が夏の余韻が残る。 杉山清貴&オメガトライブ / アクア・シティ [CD] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jul 31, 2021 02:38:29 PM
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