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テーマ:今日聴いた音楽(75406)
カテゴリ:音楽(歌番組・MV含む)
今回のお題はP-MODELの「PERSPECTIVE」。
1982年3/1日にジャパンレコードからリリースされた4枚目で同時に本作の別テイク+「mercator」「Blümcale」を収録した「PERSPECTIVE II」もリリースされた。 1989年6月25日に初CD化。2007年7月25日にはデジタル・リマスタリングを行い、ボーナストラックとして「PERSPECTIVE II」を収録した「~+11Tracks」として再発。こちらはW紙ジャケット仕様。 <曲目> 1.HEAVEN 2.列車 3.ZOMBI 4.COELACANTH 5.うわばみ 6.PERSPECTIVE 7.SOLID AIR 8.のこりギリギリ 9.PERSPECTIVE II Perspective IIの収録曲 1.HEAVEN 2.列車 3.ZOMBI 4.COELACANTH 5.うわばみ 6.MERCATOR 7.PERSPECTIVE 8.SOLID AIR 9.のこりギリギリ 10.PERSPECTIVE II 11.BLUMCALE *対応サブスク:Apple・Spotify サウンドそのものがコンセプトとなっており、サウンド自体に説得力を持たせている。キーワードは「時間・空間・言葉」。歌詞は意味や語感を作為的に崩した抽象的なものとなっており、これはその後の平沢作品の決定的な特徴となる。「Perspective(遠近法)」という名の通り音の広がりなどを重視し、レコーディングスタジオの入っているビルの階段で録画をし、ギター1音録るためにマイクをたくさん立てたりドラムの音はスネアなど一つ一つ録るなど、空間処理には大変苦労したと平沢は語っている 同時に『HOLLAND ELEMENT』や『フ・ル・ヘッ・ヘッ・ヘッ』も制作されたが、アルバムのコンセプトに合わないということから次回作「Another Game」で収録された。 #1は#8のタイトルが詞に盛り込まれている。ギターソロ部分がノイズミュージック風。 #2はP-MODELの歌詞において「愛」が肯定的に使われることはまずないが、この曲の歌詞での「愛して」について平沢は「あれはマジです。めずらしいですね。ただ、勢いというか、言葉をはめていく過程で出てきたんですけど」と語っている。 80’sミューウェーブの匂いがするし、シャウトも結構多い。 #6はお経を上げてるような歌い方をしているし、シャウトも入ってる 音に関してはタイトルやコンセプトの通り音に広がりがあるように思える。 1st同様パンクに加えてニューウェーブ色も混じった作風だが、シンセは使われているけど使用頻度は少なめ、メロディにプログレ的なものもある・・ってところは母体がプログレバンド故か? 詩は繋がっていなくて前衛的な要素が盛り込まれるようになったのは本作はターニングポイントとなったのか? P-MODEL/Perspective +11 tracks 【CD】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Sep 4, 2021 08:19:49 PM
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