COLONYの裏側

今回のお題はサカナクションの「SAKANAQUARIUM　光　オンライン。
2019年に行われた「SAKANAQUARIUM 2020 "834.194 光"」の振替公演として開催されたオンラインライブ。
「834.194」ツアーを行っていたサカナクションだが、コロナの流行で行程の中盤にあたる2020年2月29日の石川公演以降の公演を延期せざるを得なくなり、最終的には中止に。2020年7月17日に振替公演として配信ライブを行うことを決定。8/15・16日に開催。15日はファンクラブ会員限定公演で16日が一般公演。DVD・BDに入ってるのは16日の公演の方。これまたYou Tubeサカナクション公式Chで行われた期間限定配信を利用して視聴。

＜セットリスト＞
0.タイムパラドックス（インスト）
 1.グッドバイ
 2.マッチとピーナッツ
 3.「聴きたかったダンスミュージック、リキッドルームに」
 4.ユリイカ
 5.ネイティブダンサー
 6.ワンダーランド
 7.流線
 8.茶柱
 9.ナイロンの糸
 10.ボイル
 11.陽炎
 12.モス
 13.夜の踊り子
 14.アイデンティティ
 15.多分、風。
 16.ルーキー
 17.ミュージック
 18.新宝島
 19.忘れられないの
 20.さよならはエモーション


「834.194」をフィーチャーしているため前半は「834.194」の曲を中心にミディアムなナンバーで構成。
イントロダクションは山口がイヤモニを付けて会場に向かうところが映し出される。イントロダクションの曲自体は2019年のサラウンドツアーのオープニングSEとグッドバイのアウトロ部分の合唱がミックスした楽曲。ホールツアー"834.194 光"でもこの曲が初めに演奏された。で、ステージに上った山口さんが楽器を用意した所で「グッド・バイ」へ。
＃2は歌い方がスピッツの草野マサムネに似ている。スモークを使ってるのか全体的に霞んでる。
ステージ全体は配信ライブってこともあり、モニターなしの真っ白な空間。草刈さんはここで西村さん・tetsu同様5弦ベースを使用。
＃3のライティングがディスコ風に。70年代のディスコナンバーを思わせるメロディ。山口さんはボーカルに専念。
＃4はバックに昭和の街並みが映し出される。地方から上京してきた人の心理、生き急いでるところが見える。
各パートでアンプは一つしか使っていない。オルタナだと大量のアンプがいらないんだ。B'zのコンサートにおけるアンプを要塞のように積んでるのを見慣れてるから。
＃5はバイオリン的な音が特徴的な曲。サビでの歌い方が草野さん風。北海道出身らしい歌詞が切ない。
＃7は「DocumentaLy」収録曲。FODの「影絵」（「パンゲア」収録）を思わせるメロディが散見される。
＃8は楽器隊はキーボードのみで構成されてる。ステージには紙製のライトスタンドが並べられて神秘的。
＃9歌詞が神秘的。
＃10は「サカナクション」からの曲。草刈さんはシンセベースを弾いてる。釣り用語がタイトルに使われてるため、夜釣り中の人が見える。
＃11は山口さんはメインステージとは異なるステージに移動して歌唱。別ステージは昭和レトロ感漂う「スナックひかり」という設定のセット。スナックのシーンには店の「ママ」としてエモン久瑠美が、客としてファッションモデルのるうこ、2の古舘佑太郎、スタイリストの藤井希恵、ビクターの山上聡が出演。「スナックひかり」にはいくつかサインが飾ってあり、ゲスの極み乙女の川上のサインがかろうじてわかった。
イントロがCD版と異なるうえ、アルバムのミックスで演奏。
＃12はレーザーによる演出がステージを盛り上げる。
＃13はPV同様日舞の踊り子が登場。（花柳凛（この人はPVに出演している）と花柳寿紗保美）
＃14は最初の「♪アイデンティティがない～　生まれないラララ・・・」ってところとコーラスに中毒性が見られる。
＃15は山口さんはロングコート着て歌ってる。
＃16は岩寺さんと草刈さんフロアタムを叩いてる箇所が。
＃17はインスト曲を挟んでスタート。前のビデオ同様最初は楽器を弾かず、シーケンサーを使って演奏している。CG合成を使ってる。生ライブとのことだが、どうやって合成してるんだろう。
＃18はPVと同じ衣装を着たダンサーが登場。間奏のところ音が少しずれてる？
＃19は山口さんはPVと同じようなダンスをしてます。

タイトルにある通り光を用いた演出が幻想的でまたどうやって作ってるの？な映像表現が楽しい。


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