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テーマ:資格を取ろう(857)
カテゴリ:診断士という資格について
こちらのブログに、就職を控えている方から、
コンサルタントになりたいとのメールをいただきました。 以下は、私の返信の一部です。 ----------------------------------------------------- コンサルタントに興味があるとのことですね。確かにコンサルタントは、すばらしい仕事だと思いますが、同時に難しい仕事だと思います。 どんなコンサルタントになって、経営者にどんなアドバイスをしたいとお考えですか。 中小企業診断士の方は、経営者に対し、例えば、「こんな財務上の工夫をすれば、資金繰りが楽になる」、「こうすればもっとITが活用できる」「顧客の満足度を上げるためにこうすればいい」、「こういうやり方をすればもっと人材が育成できる」といったアドバイスをしています。 このようなアドバイスができる力は、中小企業診断士の勉強で身につくものではありません。 中小企業診断士という資格は、コンサルタントとして最低限必要な知識、スキルを持っていることの証明にしか過ぎません。 その土台の上に立って、コンサルタントは、自らの専門分野のコンサルをしています。 中小企業診断士としてコンサルタントをしている方は、ほとんどが、一般企業への勤務経験があります。 その勤務経験のなかで、ITや財務、人事など、自分の専門性を磨いています。 そして、中小企業診断士に合格し、自らの専門性と、診断士の人脈ネットワークを利用して独立されています。 まずは、自分の専門性を磨くこと、そのためには、何をすべきか、考えるみてはいかがでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.09.10 06:57:07
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