#cinema 『坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK:async』
公式サイト;こんにちは。私、坂本龍一氏のすごいファンというわけではありません。音楽センスはありません。あとこれから坂本龍一氏に対して失礼なことを言ってしまう予定(笑)ですので、教授の信者のかたはどうかお帰りになってくださいませ。特に若い頃は、信者といわれるようなファンが周りにいたりしましたけど、私自身はあまり坂本龍一氏に興味なかったです。前に感想を書きましたけど、『戦場のメリークリスマス』を観たのも、大島渚氏が亡くなった時です(まあこれは若い時に見ても意味がわからなかっただろうからいいですけど(笑))。それがこういう映画を見に行くようになるとは、不思議なものです。しかしなぜか、人生の節目に坂本龍一氏の作品に出会うことが多く、年を取るにつれて結構ご縁があるのではないかと思うようになりました。映画の話をしましょう。映画は、坂本龍一氏がニューヨークで行ったエクスクルーシブなコンサートの模様を中継したものです。私が名前を知らないような民族楽器のようなもの、ガラスの板、ギター、シンセサイザーなんかを駆使して、前衛音楽的な音楽を奏でてくれました。前から感じてたのですが、坂本龍一氏は基本的にヨーロッパ的、クラシック的なんだと思います。ああいう民族的無国籍的な楽器を使っても、そういうのが透けてみえる感じです。あと、お爺さんになられたなあ、とこれは痛切に感じました。いろいろなことがあったけど、もう少し長く生きててほしいなあ、と切に思います。これ見ると、結構ギャグできてるやんと思います。なんで『戦場のメリークリスマス』の時は真面目にやらなかったんですかね(激怒)。真面目な動画も一つ。自分が昔書いた映画の感想です↓#cinema "Merry Christmas Mr. Lawrence" (1983)