今日は、私が今まで読んだ小説の中で、繰り返し読んだ大好きな小説ベストテンを取り上げてみます。

※SF好きなのでかなり偏っている点は御容赦ください。


第１０位　「小説　吉田学校」　戸川猪佐武　著

この本で、戦後政治の流れを学びました。名宰相　吉田茂氏の動向を中心に三角大福中の政権争いまで、激烈な政争の舞台裏まで余すところ無く書かれている、傑作政治小説。


第９位　　「さらば長き眠り」　原りょう　著

ハードボイルドな探偵、沢崎シリーズ初期三部作の最終作。私は大藪春彦とか北方謙三より、原氏のハード・ボイルドが好きだ。レイモンド・チャンドラーの匂いたっぷりのタイトルも好きだ。


第８位　　「狼男だよ」　平井和正　著

アダルト・ウルフガイシリーズの第一弾。ウルフガイはこのシリーズに限る。私は主人公「犬神　明」にかぶれていて、ブルーバードSSSの購入を真剣に考えたことあり。


第７位　　「麻雀放浪記」　阿佐田哲也　著

麻雀小説の傑作。特にこの本は高三から大学時代に繰り返し読んだ。第１巻が個人的には一番好き。「つばめ返し」に憧れたな。


第６位　　「大滅亡」　　田中光二　著

今は超戦記ものばかりの田中光二だが、彼の初期作品は、ポリティカルＳＦが多かった。私はそのころの作風が好きだった。


※皆さん、知っている小説はありましたか？かなり偏ってましたかね（汗）ベスト５は明日書きます。（引っ張る引っ張る（汗））