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テーマ:人と自然の関係(600)
カテゴリ:カテゴリ未分類
です。 このハチを見たのは多分初めて…いえ、本当は見たことがあるかもしれないのに、記憶に残っていないのでしょう。 キオビコシブトヒメバチは、それほど珍しいハチではないようですから、野山を歩き回っている私が見ていないわけはないのですね。 デジカメのお陰で、またひとつ、知識が増えました。デジカメ、便利です。 この植物はオオニシキソウで、北アメリカからの帰化植物です。 1枚目の写真の左側の奥にアリが写っていますが、アリとヒメバチがこの花の蜜を吸っていました。 こちらは、オオニシキソウのすぐ近くにあるムラサキツメクサの花に来ていたヒメアカタテハです。 おもしろいことに、ハチの仲間はトウダイグサ科のオオニシキソウだけ、ヒメアカタテハはマメ科のムラサキツメクサ(こちらも帰化植物)だけを選んで蜜を吸っていました。両者は完全に住み分けているようです。 もうひとつ興味深いことは、自然環境が悪化して帰化植物がはびこった状況下で、在来種である彼らは、したたかに帰化植物で胃袋を満たしているということです。 ただ、食料自給率が40%程度の日本人も似たような状況で、輸入した食糧で満足しているわけですから、見過ごせない現実を、帰化植物と在来生物の関係に見てしまったような不安を覚えてしまいました。 いずれ、日本国民の食料は自国で賄い切れなくなるのでしょうか。そのときには、日本という国の地位は、完全に失墜しているのでしょう。 美味い米くらい、日本のものを食べ続けたいです。 そうは思いませんか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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