テーマ:パイプたばこを吸おう(1863)
カテゴリ:パイプ煙草インプレ
先回レポートした「バージニア・スタンダード」ですが、そのパウチには「よく揉みほぐしてパイプに、紙で巻いてシガレットに、古きよき時代の味がします。」と記載されています。それならばという事で、良く解してからパイプに詰めてみる事にしました。
煙草はちょっと崩れただけのブロークン・フレイクという形態で、尚且つかなり乾燥しているので、解すのは結構大変でした。丁度、濡れた雑巾を丸めたまま放置してしまうと、そのままの形で乾燥して固まってしまうように、この煙草はかなりカチコチの塊になっているのです。細かく解すのに、10分ぐらいはかかったでしょうか。これをパイプに硬めに詰めて吸います。 良く解した割りには火着きが悪く、表面を焼くだけでも何回か再着火を強いられます。ですが、一旦火床が出来てしまうと、後はスムーズです。 で、最初に来る香りは、先回と同様にお婆ちゃん臭なのですが、ちょっとそれが強まったように思えます。味の方は、バージニアの甘味よりも、熟成した出汁系のコクの方が先行しているようで、先回とは微妙に違って感じます。 とは言え、大筋では先回同様の味わいで、それほど劇的な変化はないように思います。 喫煙中盤頃になって気付いたのですが、燃え進みが先回よりも非常に遅いようです。少し乾いた煙草で、細かく解して硬めに詰めたので、そのまま解さずにラフに詰めた先回よりも多くの葉っぱを詰めてしまったのかも知れません。先回との味の違いも、詰めた葉の密度の違いに起因する可能性があります。 喫煙の最終盤では火持ちが急激に悪くなりました。最後の方の葉っぱは、別に湿っているようではなかったので、ジュースの発生によるものではなさそうです。きっと、たくさんの葉っぱを詰めたので、最後の方の葉っぱに多くのタールが付着したせいでしょう。 という事で喫煙終了。後味は先回よりも渋味が強く、残り香の方は特に変化は感じませんでした。 全体的に見て、ラフに詰めた先回よりも甘味が少なく、渋味や雑味といったコクが強めに出ていたように思います。決して大きな違いではないですが、個人的な好みから言えば、先回の詰め方の方が好きです。 さて次回は、やはり良く解した上で、手巻きにして試してみたいと思います。 [劇的な煙草ブログは此方 Click!] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.12.13 17:21:06
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