テーマ:パイプたばこを吸おう(1863)
カテゴリ:パイプ煙草インプレ
今回のパイプ煙草レポートはファウエンの「エスプレッソ」なのですが、この銘柄は既に輸入が終了しているかも知れません。と言いますのも、ファウエンのパイプ煙草を扱っている国内のネットショップさんの間でも、この銘柄があったり無かったりマチマチなのです。ですから、この銘柄に興味がある方は、ちょっと探す必要があると思われます。 さて、ファウエンと言えば、以前に「アールグレイ」という銘柄をレポートした事がありますが、それは本当に紅茶らしい味に仕上がっていて、私は随分と感心したものです。今回の「エスプレッソ」も、本当にエスプレッソコーヒーに近い味わいが出ているのでしょうか。早速、開けてみましょう。 開封時の香りは、華やかなトロピカルフルーツのような果物系です。良く嗅ぐと、微かにコーヒーっぽい香りも混ざっているようには感じますが、そこを意識しなければ完全に果物系です。カットは、黒いラフカットをメインに、明るい茶色のラフカットと、普通の茶色のリボンカットが混ざります。湿気は普通です。 これを火皿内径20mmのパイプに詰めて着火しますと、・・・う~ん、これは何だろう、トロピカルフルーツのようでもあり、一瞬コーヒーのようでもあり、何だか良く分からないけれど美味しそうな芳しい香りが来ました。一方味の方は、甘味は少なく、かと言って渋い訳でもなく、旨味はそれほど感じないものの、コクがない訳でもなく・・・、まぁエスプレッソと言うよりは、ちょっとコクが強めのアメリカン・コーヒーぐらいの感触でしょうか。ただ、これ、コーヒー味と言うよりは、果物系の味に感じます。 火付きと火持ちは良いです。且つ、燃え過ぎるような雰囲気もありませんので、テクニック的には吸いやすいと思います。 喫煙中盤は喫味の変化はありません。ちょっと粉っぽい感触はありますが、どちらかと言えばやっぱり果物系の喫味に感じます。コーヒーだと言われたら、そういう感じもあるような気がしないでもないのですが、言われなければ気付かないレベルだと思います。 喫煙終盤も喫味の変化はありません。着香としては結構深いようです。そして、そのまま喫煙終了。後味はちょっと桃っぽい甘味が薄く残り、残り香は果物系でした。 全体的に見て、名前ほどコーヒーっぽさはなく、むしろ何らかの果物系の方が強く感じる煙草だったと思います。コーヒー的な喫味もないではないようですが、意識しないと分からないと思います。 不味い煙草ではなく、むしろ美味しい煙草だとは思いますが、「エスプレッソ」という名前に引きずられると肩透かしを食らうのではないでしょうか。名前を気にせず吸えば、それなりに美味しく楽しめる着香煙草だと思います。 [芳しい煙草ブログは此方 Click!] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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