テーマ:パイプたばこを吸おう(1856)
カテゴリ:パイプ煙草インプレ
サミュエル・ガーウィズ(SG)の「サムズフレイク」を吸っています。この煙草を最初にレポートしたのは、2016年3月の事でした。 SGらしく非常に湿気の強いフレイク物で、普通に着火しようとしても、なかなか火が付きません。それで、やや少なめに同煙草をボウルに詰めたら、吸わずに手元に持っていた紙巻煙草を解して、その葉を上から少し乗せて着火しています。これで序盤の火付きの問題は解消されます。ただ、その後の火持ちの悪さ問題は解消されないので、これは諦めて何度も再着火を行っています。 このSG製フレイク物の火付き・火持ちの悪さはずっと前から変わらないので、それへの対策については皆さん夫々独自の方法を持っていらっしゃるのではないでしょうか。私のように燃えやすい別の安い葉を着火剤的に使う方法の他に、フレイクを缶から出したら暫く放置して乾燥させてからパイプに詰める方法、或いはフレイクを良く解してから緩めにパイプに詰める方法なんかもあります。 夫々の方法で一長一短はありますが、私の方法の場合、序盤の煙草の味が少し変わってしまうと伴に、中盤以降の火持ちの悪さは解消されないという事が欠点です。乾燥させてからパイプに詰める方法では、喫煙準備に時間がかかるのと、乾燥させる事によって着香フレイクでは味が変わってしまうという点が欠点です。良く解す方法は、普通のフレイクでもそうしている人が多いので、最も一般的な方法かも知れませんが、良く解すという事は、パイプに詰めるのが簡単というフレイクの美点を殺す事になりますし、やはり解す事による味の変化というのもあります。 比較的最近発売されたSGのフレイクでは、それまでより湿気の弱い銘柄もあり、そういう煙草では苦労はないのですが、昔から売られているSGの伝統的銘柄では、いつも一工夫が要求されます。一工夫して吸うというのもパイプ喫煙の一つの醍醐味ではありますが、正直面倒に感じる時もあります。また、工夫すればするほど味が少し変わってしまうというのも、余り良い感じはしません。 SGの煙草は銘品ばかりなので、この点が残念でなりません。まぁ、何でも100%の物はないという事なのかも知れません。 [一工夫する煙草ブログは此方 Click!] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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