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2013.05.06
カテゴリ：雑感
連休は地元から殆ど動かなかったstaycoolです。 子供たちが何やかんやのイベントがあり 親が帯同するなどして 旅行にも行けませんでした。 ライフサイクルの変遷を感じましたね。 さて、先日の東京出張のレビューです。 2年前にNPOから預かった方がいます。 頭の良い家系なのか、一族にはインテリがずらり。 本人も嫌味のないインテリ然とされた方。 穏やかに生活されていましたが、 3月から突如行方不明に・・ 何度か周辺を探したり 捜索願いを出したり・・ 一向に見つかりません。 これまでも事故などで 残念な結果になったこともあり 覚悟していました。 その後、暫くして 新宿署の刑事から受電。 当地で拘束されているとのこと。 何故かほっとしましたね。 今回の出張時 スケジュールの合間に 面会をしてきました。 何があったかをゆっくりとした口調で 語り始めました。 この方はガンで通院中であり 投薬・治療とも上手くいっておりました。 一歩踏み込んだ治療ということで 主治医から提案があり手術することに。 ここまでは了解しておりましたが・・ その後、比較的近所に住む 親戚へ身元引受人兼連帯保証人の お願いに行ったそうですが、 無下に断られたとのこと。 行き来もあり 信頼していた親戚の方々だっただけに 本人は相当ショックであり 自暴自棄になったとのこと。 着の身着のままで 東京まで来たとのこと。 間もなく所持金も尽き、 飲食店のレジから現金を失敬し拘束。 本人は深く反省しており 裁判の出廷も含め今後も全面的に支援していく ことを伝えました。 「支援される側から支援する側に回るように」と 言い添えて・・ 最近は無縁社会と言われますが、 本当に孤立無援な方もおられます。 一方で、自らの行状や行儀の悪さにより 家族から三行半を突きつけられ 寂寥の念を持ちながら 一人暮らしを強いられる方が少なくありません。 お金の問題もなく 健康上の問題も少なく 穏やかに暮らしているように見えて 実はそこに落とし穴があるのです。 何もなければ もちろん行政や近所の方など サポートも少なくなりがちになり 結果、ある日思わぬ事態を引き起こす。 このパターンは漸増している気がします。 そこの小さな狭間は 市民活動やNPOで埋めていくしかないのでしょうが 日常的な精神ケアをどうするか課題ですね。 「隣人への無関心」が最大の敵でしょうか？ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2013.05.06 21:41:17
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