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カテゴリ:雑感
滞っていたケアすべき人達の ケアに終日回った staycoolです。 午前は福祉系のケアで 取材の記者さんが張り付き状態。 午後は企業系のケア ややこじれかけている 事業承継案件 話を聞いてみると事業をどう 引き継ぐかという話より お金の話がメイン 内容によっては、土日スクランブルかと 思いましたが、関わる事をやめました。 その辺りは、資産税に強い 有資格者に振れば宜しいかと思います。 懇意の方にも触れますが、狭いコミュに あっては後で恨まれるのも嫌なので 後はお任せしました。 士業のコミュで仕事を回しあっている 人達がいますが、ワンストップと 言っているのに限って使えない集団なケースがあります。 ただ案件のコミッションをシェアしているだけにしか 私には見えませんが・・ 時間をロスしましたね。 さて、少し関わった方のライフプランの話 晩婚化・非婚化が進む世情を反映してか ライフプラン上、ライフサイクルが微妙に ずれている方々が増えている印象。 遅くに結婚するも価値観の多様化ですが、 結局どこかで無理が来ます。 富裕層であれば、そのサイクルのギャップを お金である程度埋められますが、 ギャップが看過できないほどになると 中流世帯では時に立ち行かなくなる場合があります。 子供をの子育てをしようかというステージで まさかの親の介護のバッティング こうしたダブルケアを経験している世帯は約20%ほど 特に女性におかれては、非常に負担が重くなります。 これを軽減しようにも先ずはお金の問題があり、 入所可能な施設が見つかるか、まさかの待機児童に なる可能性などリスクが幾重にも隠れています。 あるいはもう少し上の世代を想定してみると 親が介護真っ只中 子供は教育費が嵩み、大学入学などがバッティング これは身体的には前のケースでないにしろ 経済的な負担は相当なものがあるでしょう。 更には、子供がニートなど自立せず家にいるケース 親の介護にも手がかかる。 これも地味に経済的負担がボディーブローのように 効いてくるでしょう。 子供が自立した後の何年かは、 夫婦が老後の資金を短時間で貯める最後のチャンス これを時間的にも経済的にも 費消させられると、まさに3世代共倒れなどと いう事も絵空事ではありません。 現在の予測では、 団塊の世代が後期高齢者に差しかかる 2040年以降は、ダブルケアが 当たり前になるとも言われています。 その時、初めて社会問題として クローズアップされるかもしれません。 現在の老後破綻や介護破綻の比ではない 社会へのインパクトがあるでしょう。 上と下の世代をケアするうちに 次第に本人も疲弊し、 自分も含めたトリプルケアの可能性もありますからね。 その時の経済的・精神的・身体的負担は 計り知れず、社会保障が当てになるか不明な中では 不確実性だけがいたずらに増大しますね。 何度も繰り返しになりますが、 その時に頼れるのは、自らの資産背景と 近しい親族との協力体制。 兄弟やその子供たち 信頼できる幾ばくかの人達と ある程度の資産が必要になるでしょう。 時間の経過をしっかり計算しながら 緻密にライフプランニングを練っておかねば、 たちまち窮す可能性がある 世の中になってきたという事でしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.12.17 01:30:46
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