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テーマ:映画館に行こう!!(373)
カテゴリ:映画レビュー(☆☆☆★★)
前作から6年、哀川翔×三池崇史×宮藤官九郎が再びトリオを組んだ待望の続編。2025年、無法地帯と化したかつての東京「ゼブラシティ」を舞台に、記憶と力を失ったゼブラーマン・市川新市の新たな戦いを描く。 結論から書いてしまうと、これは好き嫌い真っ二つに分かれる作品と思う。 三池崇史監督と宮藤官九郎脚本という、もともとアクが強い上にユーザーを選ぶ傾向のある二人だけに、その最大公約数はそれほど多くはないに違いない。 アクが強い二人だからこその化学反応もなくはないが、三池氏のロック&バイオレンス&アウトローな世界観と、宮藤氏の中途半端にふざける悪い癖がどうにも噛み合ってない部分が目立ち、結局シリアスなヒーロー譚をやりたかったのか、それこそコメディがやりたいのか、いまいちどっちつかずな出来に感じてしまった。 例えは悪いがこれはホヤみたいなもんで、この独特の感じが良いという人もいるかもしれないが、哀川翔氏の存在を加味しても、かなり限定されるに違いない。 断っておくが、まるっきりつまらないとは言わないし、 また、キャラクター個々のエピソードも意外としっかり作られており、なかなかのドラマを見せてくれたのは評価に値する。 が、上記したようにシリアスならシリアス、コメディならコメディと、各パートの棲み分けができていたとはお世辞にも言い難く、後半のグズグズ展開と「えっ、そんなオチでいいんですか?」的なあのラストも相俟って、結果なにがしたかったのか、そもそもこの映画のジャンルは何なのかさえ不明な、なんとも残念な仕上がりに。 せめて、シナリオ面をもう少し練りこめれば、それなりの作品になったはずなのに、そのための素材も揃っていたはずなのに、実に惜しい。本作がデビュー25周年記念作という哀川氏には申し訳ないが、DVDで充分。 というわけで、小生の、この映画に対する評価は…、 ☆☆☆★★- 白黒ついてないぜ、星3つマイナス!! ところで、結局あのミニスカポリスは何だったんだ。スピンオフDVDを観れば、何か分かるのだろうか。正直、金払ってまで確認したいとはこれっぽっちも思わないが…。 【送料無料選択可!】ゼブラーマン [期間限定生産/廉価版] / 邦画 「ゼブラーマン-ゼブラシティの逆襲-」オリジナル・サウンドトラック ゼブラミニスカポリスの逆襲 仲里依紗×ゼブラクイーン写真集 【送料無料選択可!】NAMIDA~ココロアバイテ~ [通常盤] / ゼブラクイーン 【送料無料】Bungee Price Blu-ray アニメ時をかける少女 Blu-ray 【BLU-RAY DISC】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
May 30, 2010 05:01:17 PM
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