昨日は 月暦でいうと 卯月の15日
満月の夜でありました
中国軍に制圧されたチベットにも
そのチベット族の人々が多数住んでいて 大地震に見舞われた中国四川省にも
チベットの仏法の明かりが消えないようにと願っていのる
日本の人々にも 満月の慈愛の光は降り注いだでしょうか
私は 仏法をあまり理解していない門外漢なので
せめて 祈りを捧げる人々に 満月の光が降り注げばいいのに と念じておりました
残念ながら 私の地方は雨でありました
雨の音を聞きながら
故 西村公朝師の「仏の道に救いはあるか-迷僧公朝のひとりごと」
をよもうと パラパラとページをめくっておりましたが
いつもの公朝師の本と違い
私のようなものには すらすら読み進めることが出来ませんでした
後書きに 娘さんが 「過激で挑戦的」と書いておられたと 思いますが
私は パラパラとめくって読むような本ではなく
「根源的」な本だと感じました
多分 公朝師が生前 自分の心と向き合って 筆記されたものなのでしょう
公朝師の生前の魂が 凝縮されているのではないか と感じました
最初に 公朝師の観音様の絵を見たときに感じた
優しさと厳しさ を 思い出しました
そうなると ぶらぶら寝転んで読める本ではなく
じっくりと 読ませてもらおうと思いました
昨夜は 満月は観られなかったのだけれど
心の中に 大きな満月が顕れました
その満月は 光り輝いて
月の光を浴びながら
一人のお遍路さんが 犬をお供に歩いていました
綺麗な花畑の中の道を 歩もうとしておりました
私は そのお遍路さんは 母に違いないと 感じました
ついて歩いている犬は マリだったか リーさんだったか
まぶしくて わかりませんでした