カテゴリ:鬼平犯科帳
労咳で死に掛けの盗賊、生卵で精をつけてアレ三昧。
いっそ腹上死なら本望だったかもしれないが、真っ最中に盗賊改が乗り込んでくる。 精を吸い取られてふらふらの女房おきよは罪に問われず、かえってほっとするが、彼女の物語はここから始まる。 一ヵ月後、小間物屋の女房に納まったおきよだが、亭主の腰が抜けるほど求めるもんだから、亭主は離縁を考えるほど悩む。 気立てがよくて働き者だが、体が持たないそうです。 一見笑い話で、実際祖父も笑っていたが、その後彼女は不義密通に踏み込んでしまう。 浮気相手は最初余裕気分だったが、数ヶ月で 「これまで貰ったお小遣い全部返します。縁を切らせてください」 堅気の暮らしは無理だと見切った女は妾奉公を選ぶが、女郎奉公のほうがよかったんじゃね? 色事も達者だが、気に入った男は必ず落とす手管もすげえ。 ちょいといい男の経師職人と駆け落ちするが、彼は盗賊の引き込みだった。 それからまた一月あまり。 今度の男とはうまくやりたいおきよは、色事を絶って再起を図ろうし、亭主は彼女のために足を洗おうと決意するが……。 卵を割りまくる姿はヤンデレっぽい。つか勿体無い。人にやれ。 中々映像化されないのが理解できる内容だったが、久々に観ると中々いい話だった。 ……一家団欒には向かないけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年06月01日 17時46分13秒
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