カテゴリ:推理小説
実父に捨てられ、養父は失踪、養母は生活苦により死亡という不幸を絵に描いたような少女、さくら。
しかし一枚一億は下らないという大物画家、蒲生画伯の新作「わが愛する娘の肖像」が予定外に世に出、これがさくらそっくりだったことから人生が変る。 絵とモチーフを同時に盗むという、「怪盗紳士」の予告状を受け取った剣持警部は蒲生画伯の下に金田一を連れて行き、二人は元級友のさくらが画伯の娘に納まっていることを知る。 イメチェンしてすっかり綺麗になっていたさくらは、「本当のお父さん」との生活に満足していたが、周囲は胡散臭い奴ばかり。 しかも「怪盗紳士」が狙っているのは彼女の絵だった。 さくらは髪を切られるだけですむが……。 殺し方のえぐさに、恨みの深さが窺い知れる。 アニメだとちょっとだけ緩和されてるけど。 だがこうも悪人たちに都合よく回るものかと、……いや現実なんてそんなものかも知れないが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年06月24日 18時56分03秒
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