カテゴリ:暴れん坊将軍
鬼ごっこで目隠しをしていた少女が大名駕籠にぶつかり、連れの侍に足蹴にされる。
小頭がまず助けに入り、大騒ぎになりかけたところを姫様が一両下げ渡して話をつける。 態度は最悪だが、騒ぎを収めてくれた……と信じたい。 彼女は藤岡藩の貴子姫、上様との見合いのため上洛してきたのだった。 藩は「そんなの知らない」としらばっくれようとするが、話を聞いた田之倉の爺は既に断る気満々。 上様は見合いにかこつけて、姫に説教を試みる。 気の強い姫、堂々と上様に言い応えするが、内容が気に食わなかったのか結局上様に言い負かされる。 「子ども扱いして!」 いや、だからって、「庶民の暮らしを知らないなら直接見に行ってやる!」 って子供にも程がある。 「お前は優しいのう。お前がそれなりの家に生まれていれば……」 姫のおつき・彦九郎は姫大好き。 姫もお前なら婿に来て欲しいのに、と冗談めかして口にするが、それでも彼女には「我が子を次の将軍に!」という野望がある。 そして二人は町屋に社会見学に出るのだが、それを後押しした江戸家老はとんでもない計画を立てていた。 冒頭の一件で大人恐怖症になったおちか、肩を脱臼しているのに手当てもさせてくれない。 あ、それ以前の母の死が既にトラウマだったのか……。 せっかくの世情見学にも汚い、つまらないとぶつくさ言ってばかりの姫君、新さんの素性を確かめようとして養生所に誘導される。 幸いおちかは、まだ若い姫には……ってお葉先生も同じような年だけど。 働いている・いないの差かね。 大人の繰言には反感ばかりの姫も、女の子たちと遊ぶのは嫌じゃなった。 姫は母に死にわかれ、男所帯で育ったのでああいうきつい言い方しかできないという。 今で言うツンデレっすか。 新さんは彦九郎に好きなら好きとはっきりしろと嗾けるが、あんたそりゃ無責任ってもんだろう。 この恋を成就させられるのは、上様くらいだ。 「おちかがいなくなった?お腹が空いたら出てくるわよ」 とか言っていた姫、おちかをみごと探し出すが、そのまま家老の元に連れ戻される。 家老は姫と彦九郎の間に悪い噂がある、という名目で姫を閉じ込めようとするが、その姫に 「彦九郎となら男女の仲になってもよい」 と言われてびっくり。 いや確かにそれは、色んな意味でびっくりだ。 好きなら好きと素直に言えたもんではない、普通なら。 おちかちゃんの大人恐怖症は治った、姫の意地っ張りも直った、でもこの先どうなることやら。 上様の書状を読んだ殿は泣いたに違いない。 姫を降嫁させて、親戚から養子を貰うしかないか……。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年09月01日 07時44分52秒
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