カテゴリ:BLEACH連載SS
(1月1日(日) 石田 雨竜)
「あ、石田君久しぶり!じゃなくてあけましておめでとう!」 だから嫌なんだよ年末年始は! 虚も整もぞろぞろと出歩いて、忙しくて困る。 年始なんて数年ぶりに来たのに、結局こうなるのか……。 人が多いから飛廉脚も使えない。 襦袢が下着だということを無視して、駆け込んだ先にいたのは、井上さんだった。 着物じゃなくて、普通にコートを着て、虚と向かい合っている。 4ヶ月ぶりにあったのに、不思議なほど普通だった。 虚の気配が濃かったとはいえ、僕は彼女がいることに気づかなかった。 そしてもう一人。 「織姫?」 僕を追ってきたらしいたつきちゃんが叫ぶ。 僕が思わずそちらを振り返ったとき、虚の気配が消えた。 何がなんだかよくわからない。 たつきちゃんが僕を突き飛ばさんばかりに井上さんに駆け寄り、それから一騒ぎあって、僕が黒崎たちに連絡を入れたのは朝になってからだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年11月08日 21時31分30秒
コメント(0) | コメントを書く
[BLEACH連載SS] カテゴリの最新記事
|
|