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テーマ:タイの科学・技術レベル?(2)
カテゴリ:From タイランド
1950~1980年代、日本の製品は「安かろう、悪かろう」でした。安いけれど、品質は悪い、という意味です。そして、技術は“物まね”で、“オリジナリテイー”が無いといわれました。特に、アメリカに批判されました。
現在のタイは、技術のオリジナリテイーに関して50年前の日本と同じです。 (その1)タイでは半導体も、パソコンも、自動車も、ほとんどの家電製品、エアコン、冷蔵庫、TVも作られています。しかし、全部、外国企業或いは外国企業との提携です。タイは土地と建物と労働者を提供し、外国企業が技術を持ってきます。 (その2)タイの企業が、外国の製品を見て、よし、これを自分で作ってやろう!と思うことがあります。そして、そっくり同じ物を作ります。しかし、そこから改良しようとしません。 タイは50年前の日本と同じように外国の技術・製品を真似ています。日本は、まず、真似をして、次にそれを改良して、もとの製品より良い物を作りました。 タイでは、真似はしますが、改良をしません。つまり、技術は育っていません。例外はあるかもしれませんが、まず、99%物まねで終わってしまうのです。その結果、技術の自己革新ができません。これは、タイの将来にとって大変問題だと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.10.17 09:21:22
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