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カテゴリ:庄内の歴史・文化・芸術
千手ブナの木下で、写真家斎藤さんの詩の朗読。
串田孫一 「高原の風」 『季節の谷間で拾い集めた74の断想から』 じゃこめてい出版 こういうシチュエーションでの詩の朗読はいいですね~。 ちなみにこの詩集、入手は困難のようですが、楽天フリマに出てました。 詩の朗読を聞いている間に腰をおろしていたところの足元の写真。 ブナ林の地面は、どこもブナの実が落ちていてすごいですよ。誰かが掃き集めたのかと思うほど、集まっているところもあって…。まさか熊はこんなことしないよね~とか考えたりしちゃいましたが、そういうところは雨で流されてたまったところらしい。 千手ブナで集合写真を撮って出発。 次は、護摩壇石。 なんですけど、肝心の護摩壇石の写真を撮るのを忘れて、供養塔のほうを撮ってきちゃった~笑 この供養等の脇にある護摩壇石の上で、弘法大師が「護摩祈祷」を行ったとされている。護摩祈祷とは災いを払い、幸福を祈願して火を焚く密教の儀式ね。 この供養等は倒れていたのをちょっと前に起こしたものらしいです。 この道は信仰の道のわりに石碑なんかが少ないということで、羽黒山と湯殿山の対立で壊されたとか、倒されたとか、いろいろ言われていますね。 これは護摩壇石のすぐ近くにあったお墓。明和9(1772)年建立。 道中で亡くなった人のお墓なのでしょうか? もっと行った先にもお墓がありました。茨城の人のだったかな? 次は座頭まくり。 地すべりによって出来た断崖があることから座頭(盲目の琵琶法師の官名の古い言い方)が杖を頼みに進むとまくれ落ちてしまうためにこう呼ばれているのだそうな。 この辺りは有名な地すべり地帯ですからね。あちこちで道の路肩が崩落していました。 この写真は比較的新しい地滑りの跡かな?→ ブナ林が続いてなかなか視界が開けるところがないんだけど、ここらへんでちょっと見渡せるところがあります。 次は護身仏茶屋跡。 護は「五」と書くこともあるとか。夏茶屋があったところということで、おやつタイムで冷やした栃餅を頂きました! 行沢(ナメサワ)のとちの実会の方々が作っている栃餅。 んめっけ~。2つもご馳走になっちゃった。 ここには一本の大杉がありまして。まわりはブナばっかなのに、一本だけあるのね~。 幹周りは3.6mと言われていましたが、女性3人では手が届かなくて、4人必要だったから、3.6mよりあるかもしれませんよ。 次は小堀抜(コホノギ) 地元ではコホノキと発音するようです。 なぜ小堀抜と言うかは、次の大堀抜(オホノギ)(地元ではオオホノキ)に行くと分かりますね。 大堀抜より大分掘り方が浅いんですね。 なぜわざわざこういう堀抜を作ったかははっきりしていませんが、もう少し進むと、戊辰戦争のときの砲台跡があることから、敵が堀の下を通ったときに上から攻めるために作ったのだと考える人が多いようです。 大堀抜 堀の側面の苔の緑がいい感じ。上の方はブナの緑の天井。すごい森林浴。 細越峠でお昼。 最近はまっている大葉にんにくしょうゆで握ったおにぎりと、大葉にんにくしょうゆで味付けしたつくねがメイン。いいよ~大葉にんにくしょうゆ。 おやつは東北限定のすんだ味のプリッツ。んめよ。 人気blogランキング地域情報東北地方←山形県庄内地方の超ローカル情報 クリックよろしく! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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