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カテゴリ:Movie
長女が帰省したので、BDで買ってあったルイス・ブニュエル監督の『皆殺しの天使』を観た。 今までいくつか観たこの監督の作品よりちょっと前の時期(メキシコ時代)で、映像もモノクロ。 学生時代に名画座で観た『小間使いの日記』の一つ前の作品らしい。 内容は、序盤から一気に、というわけではないが、じわじわとブニュエルワールドに突入していく。 なんでこいつらは帰らないのか、なんで家から出られないのか、外の人はなんで入らないのか、なんで死んでるのか、 数々の「なんで?」を振りまきながら、勝手に進行していくという悪夢の無限ループ。 オチも見事で、ホントにほれぼれした。 もしかしたらこの作品が、私の大好きな一連の後期ブニュエル作品の原点なのかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/10/01 09:36:24 PM
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