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ポケットワインブック日本語版の第7版。このところ、値段が安いこともあって原語版ばかり買ってましたが、とりたてて英語に堪能でない私にとっては、やはり日本語版の方がストレスなくリラックスして読めます。内容もいつもながら、コンパクトな中にもよくまとまっています。無人島にワインの本を1冊だけ持っていけと言われれば、迷わずコレを持参することでしょう。ただ、ブルのビンテージの評価については、2000年の赤が2002年と同評価の【7-8】だったりと、ちょっと皮膚感覚にあわない部分もありますが。
昨晩開けたのは、ミシェル・グロのオー・コート・ド・ニュイ。
弟のベルナール・グロが作るグロ・フレール・エ・スールの同銘柄を先日飲んで好印象だったので、兄の方も期待して開けました。色調はほどほどに濃いルビーでエッジはやわらいできています。香りは当初かなり還元的ですが、時間とともにラズベリーやカシス、スミレ、スパイスなどが香ってきます。味わいは特にどこが秀でているわけでもありませんが、張りのある酸とやわらかな果実を中心に破綻無くまとまっています。クリーンで中庸を得た味わいは今飲んでも十分美味しいのですが、もう半年から1年ぐらいおくとさらによくなりそうな予感もあります。あまり飲みつけていない04年ですが、このクラスでこれだけ美味しくいただけるというのは意外でした。プライスがせめて2.5K以下ならなおいいんですけどね。