テーマ:今日のワイン(6034)
カテゴリ:ブルゴーニュ・ヴォーヌロマネ・ヴジョ
最近気になっている作り手のひとり、セシル・トランブレ。11VTは高いので、バックビンテージの07年、08年をNOISYさんで買ってみました。この日開けたのは07年の村名ヴォーヌロマネ。 グラスに注ぐとエッジの方はかなりオレンジのニュアンスが見えます。香りはそこそこ熟成が進んだ感じで、赤と黒の中間位の果実のコンポートやスパイス類に枯葉や湿った下草などが心地よいものです。ただし、味わいはいただけませんね。ギスギスしています。 果実味はそこそこ旨み感は乗っているものの痩せ気味で、タンニンがやや刺々しく、酸とのバランスもよろしくありません。後半にはエグミも感じられます。かつて94VTなどでよく出くわしたような味わい。07年って力強さや凝縮感はないけれども酸が伸びやかで早くから飲めるという面で重宝するビンテージだと思っていたのですが、こういうアウトプットになってしまう作り手もいるんですね。これが本来の実力なのかなぁ…。ひょっとしたら状態面で問題があったのかもしれませんが。 とかなんとか言いつつ、蕁麻疹から復帰後の初自宅ワインとあって、ひと晩で一本飲み干してしまいました。 遠からず08年のほうも飲んでみようと思います。★★☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年02月23日 17時40分51秒
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