テーマ:今日のワイン(6013)
カテゴリ:スペイン・ポルトガル
![]() カーブドリラックスさんの実店舗で「オススメ」とあったので買ってみたボトルです。 予備知識ゼロ。 ネットで検索したら、ワインホリックさんやバッカスさんで売られていますね。 従来のリオハワインのイメージを根底から覆す、エレガントで深い味わいを持つ『シエラ・デ・トローニョ』。リオハの中でも最も標高の高い(650m)エリアのひとつ、ラ・バスティーダにある古木のテンプラニーリョの畑からこの素晴らしいワインを造るのはリオハ出身の若き女性醸造家、サンドラ・ブラーヴォです。手作業でのピジャージュ、小樽でのMLF等、伝統的な醸造法で造られる、今後のスペインワインを牽引していくであろう唯一無比の味わい。「セラーは私にとって、まさに聖域(サンクチュアリ)です。聖域の中は完全に清潔でなくてはなりませんし、ワインを大切に扱わなければなりません。また、大気のパワーもワインにとって非常に重要です。特に月の満ち欠けによるパワーはワインをよりフローラルに、よりミネラル感溢れたものにしてくれます。私にとって大切なのは認証の取得では無く、ブドウ畑とセラーの中で何が起こっているのかを知る事なのです。」と彼女は語ります。 まだ2012年と若いだけあって、グリーンなハーブ系のニュアンスがトップノーズにあります。その奥から黒系果実やスパイスなどの香り。かなり遅れてオークの甘いフレーバーが加わります。味わいはこれぞというような特徴的なキャラクターこそありませんが、各要素がバランスよくエレガントにまとまっています。最初ZALTOのブルゴーニュグラスで飲んだところ、各要素がバラバラな印象でしたが、リーデルのキャンティクラシコグラスに変えてみたら、テンプラらしい風味に変貌しました。やはりグラスの選択は大事ですね。 積極的にリピートするほどではありませんが、悪くないと思わせる一本でした。 ★★★☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年07月05日 13時52分18秒
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