テーマ:ワイン大好き!(30432)
カテゴリ:ワインコラム2(話飲徒然草拾遺集)
5年前にヨミウリオンラインのコラムで書いた記事です。
東日本大震災からもう5年なんですね。最近また地震が増えているので心配です。 ************************* 暑いですね。気がつけば7月も後半、もうすぐ8月です。 東日本大震災、福島原発メルトダウンという未曾有の大災害に見舞われた今年の前半、さすがにワインどころではなかった、という愛好家の方も多いのではないでしょうか。 私自身も震災のあと、約3週間にわたってワインを口にしませんでした。 振り返ってみれば、これだけの期間ワインを飲まなかったのは、この10年間で初めてのことでした。4ヶ月経過した今も、原発問題はいまだ収束からは程遠く、電力事情は逼迫、巨大余震にも引き続き警戒が必要だと言われています。 それでも世の中が徐々に平静を取り戻すにつれて、我が家のワイン関連の活動も平時に戻りつつあります。震災前と大きく変わったことといえば、購入するワインが自宅用の安価なものばかりになったことと、ワインセラーの半分近いスペースがミネラルウォーターや非常食で占められていることでしょうか。 ということで、今年の前半に飲んだワインの数を集計してみました。 自宅 / ワイン会・有料試飲 / 外飲みでワイン 1月 5本 1回(6アイテム) 2月 5本 2回(5アイテム) 3月 6本 1回(3アイテム) 4月 6本 1回(1アイテム) 5月 7本 2回(3アイテム) 6月 12本 1回(2アイテム) 合計 41本 1回(6アイテム) 7回(14アイテム) こうしてみると、3月の後半に全くワインを飲まなかったというわりには、結構な本数を消費しています。 1月、2月の本数が少なかったのは、それぞれ、人間ドックを控えて節制していたり、検査の結果を見てダイエットを始めたりといったことが理由です。 6月は逆に月間12本と、私にしてはかなりのハイペースでしたが、これは、自宅でワインを楽しんだというよりは、むしろアルコールの力を借りて、仕事のストレスやプレッシャーを発散したという側面が大きかったように思います。 時節柄、ワイン会などの外で飲む回数が激減したことも、自宅で飲む機会が増えた原因でしょう。 では、過去にはどれぐらいのペースでワインを飲んでいたのだろうかと、改めて昨年と10年前のデータを集計してみました。 自宅 / ワイン会・有料試飲 / 外飲みでワイン 2011年 41本 1回(6アイテム) 7回(14アイテム) 2010年 36本 12回(63アイテム) 7回(11アイテム) 2001年 64本 38回(261アイテム) 9回(8アイテム) 昨年(2010年)自宅で飲んだ本数は36本と、今年の前半より少なかった代わりに、ワイン会や有料試飲に12回参加していました。ほぼひと月あたり2回のペースです。 10年前(2001年)の私は、今よりはるかにワインに前のめりになっていました。 共働きで子どもがまだ生まれていなかったこともあって、週末は毎日のようにワイン会に繰り出す日々でした。この年の前半に飲んだアイテム数は自宅と外飲みもあわせて333アイテム。銘柄数もさることながら、飲むワインの種類も、今よりもバリエーションに富んでいました。 ![]() ![]() 上のグラフは、自宅で飲んだワインだけを集計してみたものです。 ここ数年、自宅では専らブルゴーニュの赤を中心に飲んでいますが、10年前は過渡期とでもいうのでしょうか。 外飲みではブルゴーニュの比率が上昇する一方で、自宅ではボルドーを多く開けていました。 他にはオーストラリア、チリ、カリフォルニアなどもよく飲んでいました。赤白比率については、現在より更に赤ワイン一辺倒でした。もっとも、これらはいずれも年の前半の集計なので、夏場も含めれば、白や泡物の比率はもっと上がると思いますし、自分の嗜好の変化もあって、今後は白や泡の比率が増えていくと思います。 私の酒量は、ひと晩にボトル半分程度。 自宅でボトルを開けると、概ね2日に分けて飲むことになります。 休肝日を週に2日程度設けるとすれば、残りの5日間で開ける本数は2~3本。 そう考えると、特に生活に変化がない限りは、今年の後半も50本程度を自宅で開ける計算になります。そのためにはまず健康第一であることはいうまでもありませんが、現実逃避や積もり積もったストレスの発散を目的とするのではなく、純粋にワインそのものの香味を愉しめるような平穏でゆとりのある世の中であってほしいと切に望むものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年08月04日 08時17分18秒
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