テーマ:やっぱりブルゴーニュ(587)
カテゴリ:ブルゴーニュ・ヴォーヌロマネ・ヴジョ
黒系果実のコンポートやオリエンテルスパイス、それにスーボワや皮革、焦げ臭の加わった心地よい香りが立ち上ってきます。味わいも思いのほかこなれていて、集中力のある果実味は健在ながらも、柔らかなタッチのタンニンとしなやかな酸とで、想像していたよりもずっとエレガントです。(正直、もっとガシガシのワインを想像していました。) それでもやはり飲み進めるうちに、05VTにいつも感じる墨汁系のキャラクターが前面に出てきて、抜栓直後に感じられたデリカシーはやや影を潜めてしまいます。 お焦げフレーバーと揶揄された2003年がここに来て良くなっているといわれるように、05年も、真価を発揮させるためにはもっと寝かせたほうがよいのでしょうね。毎回、05ブルを開けるたびに同じようなことを書いている気もします。忍耐の足りない若輩者です(^^;。 翌日;香りはより芳醇になりましたが、酸がややピーキーに感じられるようになりました。 ★★★☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年09月24日 15時52分16秒
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