テーマ:今日のワイン(6036)
カテゴリ:ブルゴーニュ・その他地域
リリース後しばらくは美味しいものの、セラーで寝かせてもなかなか期待したような熟成をしてくれないディゴワーヌ。最近は価格の高騰もあって買うのをやめてしまいました。 このボトルは先日寺田倉庫から引き取ってきたもの。7年経過してどんな具合になっているでしょうか。インポーターはラック、購入先は東急百貨店。4200円の値札が付いたままですが、2割引のセール時に購入したものだと思われます。 抜栓すると、液漏れこそしていませんが、コルクがかなり上の方まで染み込んでいます。ザルトのブルゴーニュグラスに注ぐと、濃いめのルビーでエッジを中心にオレンジがかかった色合い。 香りは赤系果実のコンポート、紅茶、枯葉、スパイス類、それにブランデーや毛皮っぽいモワッとしたニュアンスがあります。 味わいもかなり熟成が進んでいる印象で後半にザラッとしたタンニンが強めに感じられます。 ひとつ間違うと「クサイ」ワインになりそうな、あまりエレガントな味筋ではありませんが、最近飲んだディゴワーヌの中ではもっとも熟成感を感じるボトルで、食中酒として肉料理と一緒に飲む分には悪くない感じです。 ひょっとしたらコルクを通じて酸素が多めに侵入したことによる怪我の功名的な結果かもしれません。前後の年のボトルも引き取ってきたので、遠からず開けてみようと思います。 ★★★★ 楽天でヴィレーヌのワインを検索する お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018年05月06日 10時55分20秒
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