テーマ:今日のワイン(6034)
カテゴリ:ニュージーランド・オーストラリア
ニュージーランドのワインには概して好感を抱いていますが、ネックとなるのは、人件費等の高さゆえか「値段は決して安くない」ことです。 そんなNZで千円台半ばのピノというと、若干大丈夫かなぁという気になりますが(旨安銘柄として知られるデルタヴィンヤードですら2k台半ばです)、この銘柄も信濃屋さんオススメ銘柄だったのでひとつ試してみることにしました。 グラスに注ぐと、ピノとは思えない濃厚なルビー。香りはブラックチェリーやカシス、濃く抽出した紅茶、スパイス、コーヒー。味わいはなんというか、とてもNZなピノです。濃厚でジューシーな果実味にステムっぽさ、高めのアルコール度、オークによるロースト風味。ただ、上級のものに比べるとそれらの要素が全体にやや暴れ気味で「ドギツい」んですよね。飲み疲れする味わいだなぁと、最初のうちは辟易したのですが、飲み進むうちにだんだんと、こういうど真ん中直球の「エスプレッソ・ピノ」系の香味も悪くないかなと翻意しました。ブルゴーニュ的なベクトルとは異なりますが、千円台だと「これって赤い水ですか?」と問いたくなるようなACブルもある中、これはこれで立派だと思いますし、機会があればまた買ってみよかと。 ★★★ 楽天でマナ・バイ・インヴィーヴォを探す お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018年10月17日 08時40分36秒
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