テーマ:今日のワイン(6013)
カテゴリ:ブルゴーニュ・シャンボールミュジニー
一時期バックビンテージが安く出回っていた銘柄です。2012年をもってワイン造りを終えたとのこと。
購入したこと自体忘れて、しばらくセラーの中で放置していました。 グラスに注ぐと、今時珍しいぐらいの淡い色調。全般にかなりオレンジがかかっています。 コンポート状から少しドライになったぐらいの赤い果実、アンズ、梅、土瓶蒸し、下草。 口に含むと、外見から感じるよりはずっと身が詰まっています。 それでいて、味わいはミネラリーで、透明感のあるものです。バランス的にはややタンニンが残って いて、痩せ気味と言われるかもしれませんが、12.4%というアルコール度の割に液体にパワーが 感じられるのは腐っても?一級と思わせてくれます。モダンな要素はありませんが、質実剛健に 作られたシャンボールという印象です。 当時7千円台で購入したボトルですが、これはなかなかでした。 ボトルの底の方になっても澱はは一切ないので、おそらく普通に清澄、澱引きをしているのだと思います。 無濾過無清澄のワインがもてはやされた時期もありましたが、長期熟成に関しては、ある程度濾過清澄をしていたほうが安定して熟成するように思います。(あくまで個人的な意見ですが。) ★★★★☆ 楽天でベルナール・セルヴォーを検索する お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019年11月06日 07時30分06秒
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