テーマ:今日のワイン(6013)
カテゴリ:スペイン・ポルトガル
気軽に開けられるワインのストックが枯渇してきました。自宅のセラーから選ぼうとすると、ボトムラインでも09VTや10VTのブル1級もしくは00&03あたりの格付けボルドーくらいしかありません。我が家の平日の晩酌には明らかにオーバースペックなので、本末転倒だなぁと思いつつ、近所の東急ストアで晩酌用ワインを買うことにしました。 条件は2000円以内の赤で、ピノは除外。いくつかの候補の中から選んだのがこの銘柄でした。価格は1400円位だったと思います。もう少し高くても許容範囲でしたが、逆に2K前後であまりこれという銘柄が見当たりませんでした。 やや濃いめのルビーで、18年とはいいながら、エッジはかなりくすんだ色調になっています。香りは華やか。黒い果実のコンポート、シナモン、タバコ、それに黒土やバニラ的オーク香。飲んでみると、丸い酸となめらかなテクスチャーが印象的で、コクや奥深さはありませんが、今飲んで素直においしいといえる味わいです。寝かせようなどとは思わず、直ちに飲むべきワインですね。セグメントやターゲットが明確な、実にコスパのよいワインといえますし、このレンジでもそれなりの品位が感じられるのは、テンプラリーニョという品種ならではも思います。この価格帯のワインは最近ご無沙汰だったので、久しぶりに日本ワインやチリワインなどにもトライしてみようと思います。 ★★★★ 追記:小瓶に残して翌々日に飲んでみましたが、香味ともかなり「落ちて」しまっていて、楽しめるギリギリのラインでした。構成要素が少ない分、熟成に向かないのと同様、抜栓後の日持ちも期待できないということなんでしょうかね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022年03月21日 01時34分05秒
コメント(0) | コメントを書く
[スペイン・ポルトガル] カテゴリの最新記事
|
|