カテゴリ:音楽・オーディオ
自室にまだ大量に残っているクラシックのCDを、廃棄する前にもうひととおり聴いておきたい。
そのささやかな願いをかなえるため、旧書斎で埃をかぶっていた30年前のオーディオを再び弄り始めた話は前回までのエントリーで書きました。 https://plaza.rakuten.co.jp/szwine/diary/202206160000/ 復活?プア・オーディオ!? https://plaza.rakuten.co.jp/szwine/diary/202207050000/ 復活!プアオーディオ!?~その2 https://plaza.rakuten.co.jp/szwine/diary/202207130000/ 復活!プアオーディオ〜その3 ささやかな夢がかないました アンプやCDプレーヤーは結局使い物にならず、マランツCR-612 というBluetoothレシーバーに買い替えました。7万強とそこそこのプライスでしたが、これがなかなか優れもので、バイアンプ接続により、「BOSE363」が生き返っただけでなく、ネットワークオーディオやストリーミングサービスなど、さまざまな方式の音楽を楽しめるようになりました。 我が家でも、結局のところ、CDを一枚一枚入れ替えるより、Bluetoothで接続してアップルミュージックを流す方が楽なので、最近は再びCDを聴く機会が減ってきました。 遠からず、すべてのCDをミュージックサーバーに入れて、そちらから聴けるようにしようと思っています。CDを廃棄することでスペースの節約と断捨離にもなりますし…。 さて、そうなると今度はハイレゾ音源を自室のオーディオで鳴らしてみたいという欲求にかられるようになりました。 私自身はmoraでダウンロードしたハイレゾ音源を、LDAC対応などのイヤホンで時折楽しみんでいますが、スピーカーでハイレゾ音源を鳴らせる環境にはなっていません。 マニアな方々は、アマゾンHDミュージックに加入して、WIFIネットワーク経由でハイレゾ音源を楽しんでおられるようです。なにやら「HEOS」というアプリ経由で接続するということなので、 検索してみると、、 HEOS(ヒオス)とは、簡単にいうと「デノン、マランツが開発したネットワークオーディオ再生の総合的再生機能」で、①音楽サブスク(音楽ストリーミングサービス)の「Amazon Music」「Spotify」「AWA」などを音源にして、②HEOSアプリをインストールしたスマホ/タブレットを使って、③HEOS対応オーディオ機器で、簡単に選曲/再生できる。HEOSアプリを使うことで、自らのオーディオ機器が、サブスクが用意している膨大な楽曲が快適に楽しめるわけだ。特にAmazon Musicは「HD」対応で、ハイレゾ音源を含む高音質再生をいち早く実現したことも見逃せない特徴。それ以外にもHEOSには、ネットワーク内のミュージックサーバーに収められたハイレゾ音源の対応やマルチルーム対応、複数機器の一括再生など多機能を実現している。スマホ/タブレット内の音源の再生も可能だ。 とのこと。一方で、私の部屋は、上階からPLC経由でLAN接続してる関係で、WIFI環境がすこぶる劣悪です(回線品質が悪く、不安定)。なので、まずはもっともシンプルな方法でトライしてみつことにしました。 moraからダウンロードしたハイレゾファイルをUSBメモリにコピーして、マランツのCR-612に直刺しします。 この方法だと、選曲などに不自由しそうですが、上記の「HEOS」アプリを使うことで、USBメモリの中身をアイパッドやスマホからコントロールできるようになります。 早速、アイパッドに「HEOS」アプリをインストール。セットアップがなにやらわかりずらいのですが…。 ![]() ![]() USBメモリの中身をアイパッドから見られるようになりました。 ![]() そんなわけで、ごくシンプルな方法とはいえ、BOSE363からハイレゾ音源を流せるようになったのは大きな進歩です。 肝心な音質については、いかんせん30年前の製品ですから、最新のスピーカーと同様というわけにはいかないでしょう。とはいえ、深く考えずに聞き流す分には、十分高音質といえるものです。 これまでは、CDを聴くとき以外は、ApplemusicのコンテンツをアイパッドからAAC音源をBluetooth経由で飛ばしていました。 それと比べると、USB直刺しのハイレゾ音源は、音のみずみずしさ、エッジのなめらかさ、各楽器の分離のよさなどにおいて、かなり上回ってる印象です。 ただし、これは、単にハイレゾにしたからというより、Bluetooth経由だったものを、USB直結にしたことも大きいように思います。 ハイレゾでない音源を聴いても、かなりの音質アップを感じますから。やはり、まだBluetoothでは、LDACなどの高音質コーデックを除けば、音質的には限界があるようですね。 ハイレゾの感想は、また別のエントリーにて。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022年08月18日 20時54分19秒
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