カテゴリ:PCネット時計カメラ
万年初級者ながら、カメラ歴だけはワインのそれよりも長い。中学生のときに父親にミノルタXEを買ってもらったのが最初だから、半世紀近くになる。途中フィルムカメラ→デジタルカメラ、一眼レフ→ミラーレスカメラといった大きな技術革新もあったが、カメラの世界は中古市場が発達しているので、不要になった機体やレンズを売って、新たに買い替えるということを繰り返してきた。結構な散財だったが、まあそれでもワインとは比べるべくもない。 最近は、とにかく機体を軽いものにしたいということで、安価なAPS-Cのミラーレス一眼「EOS R10」と高倍率レンズRF-S18-150mmの組み合わせでもっぱら使用してきた。一方で、スマホを新しいXperiaに買い替えたら、スマホのカメラでも十分よく映る(とくに広角域)ことに気づいて、ミラーレス一眼の出番はすっかり減っていた。 さて、そうこうするうち、以前から気になっていたものの割高感がぬぐえなかった「Canon EOS R8」の3万円キャッシュバックキャンペーンが始まった。どうしようかと悩んだ末、再びカメラを乗り換えることにした。 そもそもミラーレスカメラの出番が減っているところに、新たに高額なカメラを購入するのも妙な話かもしれないが、実は一昨年、それまで2台体制だったカメラを1台に整理(EOS RPを売却)し、売り上げをマップカメラのポイントとして貯めておいたのだ。そんなわけで、マップカメラのポイントが20万ポイント近くあったが、ポイント自体は2年で消えてしまう。そこで、今回、R10を売却し、足りない分を貯まったポイントで贖うことにしたのだ。 #ちなみに、RPを売却した際の代金をポイントでなく現金で受け取っていたら、今ごろはスマホの購入費用で消えていたと思う。 それまで使っていた「EOS R10」の映りと使い勝手には全く不満はなかった。 それどころか、かなりお気に入りですらあった。 とはいえ、前述の通り、このところ外出時にはもっぱらスマホばかりで、ミラーレス一眼を持ち出す機会自体が激減しているので、ミラーレス一眼を2台所有するという選択肢はもはやなかった。R10はとても良いカメラだったが、常日頃持ち歩きたいというモチベーションが全く沸いてこなかったのだ。まあだからといって、これをR8に買い替えたら持ち歩くようになるかは微妙なところかもしれない。 ちなみに、あまり話題に上らないが、実は、今回売却したEOS R10は人気が高く、品薄が続いている。そんなこともあって、1年使った私のR10も、ほとんど新品価格と変わらない金額で下取りをしてもらえた。これに加えて、まったく出番のなかったRF50mm f1.8のレンズを売却し、RF85mmf2.0ハーフマクロのレンズを購入した。あまり評価の高いレンズではないようだが、私の使用用途には合致していると思ったのだ。 <売却>EOS E10+RF-S18-150mmレンズ +RF50mm f1.8レンズ ↓↓↓ <購入>EOS R8+RF85mmハーフマクロレンズ ということで、上記だけの収支なら大幅に足がでるところ、それまで貯めていたポイントを差し引くと、それでもまだキャッシュバックも含めて約5万円余った。 このタイミングでカメラを買い替えたと人に言うと、 「定年の記念ですか?」 などと言われそうだが、実のところ上記のようなポイント運用の結果で、今回、現金は一銭も動いていないのだ。 これがカンフル剤となって、私の中でこのところす冷めてしまっていたカメラへのモチベーションが少しは上向くのではと思っている。これも埃をかぶることになるようなら、そろそろ私のカメラ道楽も手じまいかもしれない。まあ、少なくとも今週末は、R8とRF85mmを持ち歩いてみたいと思う。 一時は10本近く所有していた交換レンズも、今はRF35mm、RF85mm、それにRF24-105mmの3本のみ。買い足すとすれば、望遠のRF100ー400mm、または広角単焦点のRF16mm or 28mmあたりだと思うが、買っても稼働頻度が低くなりそうなので、しばらく様子見だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023年11月20日 18時42分03秒
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