1017134 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

法律と漫画のブログ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

たかしRX

たかしRX

カレンダー

バックナンバー

2024.04
2024.03
2024.02
2024.01
2023.12

カテゴリ

日記/記事の投稿

コメント新着

無名人@ Re:『コロコロコミック創刊伝説』5巻感想~ミニ四駆はホビーだ!(08/07) 平成に入ってブイジャンプ→Vジャンプの発…
人間辛抱@ Re:『おれとカネやん』感想(05/23) 初めまして、 ネットサーフィンから来まし…
あめすい@ Re:なぜ桑原が戸愚呂兄と戦ったのか?(06/30) 戸愚呂兄弟とは金垂邸での因縁があるから …
たかしRX@ Re[1]:『仮面ライダーBLACK SUN』感想~賛否両論問題作(11/05) たまたま閲覧した者さんへ 元ネタへの愛…
たまたま閲覧した者@ Re:『仮面ライダーBLACK SUN』感想~賛否両論問題作(11/05) 脚本と監督の人選がまずかったのかもしれ…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2023.10.17
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類


僕の中でまたブームが来ているのが『聖闘士星矢』である。
この作品、2003年のエピソードG以降、途切れることなく延々とスピンオフが作られ続けている。なので、新作を見ているとふとしたきっかけで再ブームが来やすい。
そんな感じで、いま見ているのが『聖闘士星矢: Knights of the Zodiac』 である。シーズン1を見終えたので、ざっと感想を書いていきたい。


聖闘士星矢 1【電子書籍】[ 車田正美 ]

この『聖闘士星矢: Knights of the Zodiac』 であるが、もともとはネットフリックス作成の3DCGアニメである。外国での展開が先にあるのかもしれない。
色々な変更点はあるが、リアルタイムではアンドロメダ瞬が女性になってしまったことで物議をかもしたのを覚えている。
簡単なあらすじとしては、シーズン1では原作の銀河戦争編、暗黒聖闘士編、白銀聖闘士編にグラード財団編を加えたものまでを全12話でやることになる。
以下、①序盤、②銀河戦争編、③暗黒聖闘士編、④白銀聖闘士編、⑤グラード財団編で区切って感想を書いていき、最後に全体のまとめの感想を書きたい。
今回は長くなりすぎるので、②の銀河戦争編、まで書く。
なお、この区分けは僕が適宜したものなので、公式でこういう分け方がされているわけではないです。

​​序盤​(第1~2話)​


​本作は細かな点で原作との違いはあるけれど、序盤のプロローグが全然違う。

もともと星矢は姉といっしょに孤児院で生活をしていたが、いじめっ子との喧嘩の際、小宇宙(コスモ)と呼ばれる超能力に目覚めるのだ。それがきっかけて、星矢たちの孤児院は謎の武装勢力に襲われるのだが、その際に星矢は姉と離れ離れになってしまう。
生き別れた姉と再会するには聖闘士になり、サンクチュアリに行く必要があると言われた星矢は、6年の厳しい修行をして聖闘士になるというのが序盤である。
カシオスと闘って、ペガサスの聖衣を手に入れるところは同じ。
正直言って、惰性で見ていて退屈な所は多かったかな…。
まだ、この3DCGにも慣れていないし、もっと言えば星矢の声が古谷徹さんじゃなくて森田成一さんになっていて、多少の違和感もあったから。
最終的に、森田さんの熱い演技もしっくりくるようになるんだけどね。


​​銀河戦争編(2~5話)


ここも色々と原作と違う。大きな変更点としては、①アテナ沙織の立ち位置と、②銀河戦争の目的である。
まず①について、本作ではアテナ沙織は、生まれた時点で「将来的に海王ポセイドンと冥王ハーデスと闘って敗れ、世界を崩壊させる」という物騒な予言がされているというのである。
なので、原作だと教皇(サガ)が独自の判断で沙織を抹殺しようとしたのだが、本作だと黄金聖闘士の全員が、沙織はアテナだと認識しつつも、彼女が世界を滅ぼすという予言を信じるがゆえに沙織を抹殺しようとしているのだ。
で、②銀河戦争であるが、これの目的が沙織側でサンクチュアリに対抗できる勢力を見つけ出すために行われたことになっている。
なので、原作のように銀河戦争は格闘技の大会として見世物になるのではなく、観客は沙織と辰巳くらいしかいないという、寂しいものになっている。
そういうわけだから、観客がいない銀河戦争はなんかこう、寂しいよ…。

なお、残念ポイントして、CGアニメはあまり融通が利かないのか、聖衣は全く破損しないし、登場人物の衣服が血や汗で汚れたりすることもあまりない。作画コストがかかるのだろう。
「ハンター×ハンター」でヒソカがカストロに対し、「ダブルはイメージで作るから、服の汚れは再現できない」と言っていたのをふと思い出したよ。
そして、作画コストを下げるためか、ペガサス流星拳を打つたび、バンク、つまり使いまわしの映像が入る。いまどきのアニメでこれほどバンクを見るのは珍しい。
なので、星矢vs紫龍で、星矢が最高の硬度を誇る龍の盾と龍の拳をぶつけ、聖衣が破損するという話もない。

この星矢vs紫龍編は、僕は聖闘士星矢のベストバウトの1つだと思っている。
この試合の見どころは2つあって、1つは紫龍の誇る「最強の盾と最強の拳」の攻略である。
「最強の盾と最強の拳」はまさに矛盾そのものであり、最強の拳を最強の盾にぶつることで攻略した星矢の、というか車田正美の知性の輝きを感じる。このシーンで「矛盾」という言葉を知ったチビっ子も多いだろう。
さらに、2つ目の見どころは「聖闘士に同じ技は二度通じない」という点である。
終盤になると一輝が「もはやこれは常識!」とまで言うのだけれど、詳しい説明はない。だが、序盤は丁寧に作りこまれており、「紫龍が廬山昇竜覇(全力でアッパーカット)を放つ際、1000分の1秒だけ、左拳が下がって心臓ががら空きになる」のだ。
1000分の1秒の隙など、普通は隙とすらいえない。気が付くこともできないだろうし、気が付いたところでその隙を突くことなどできはしない。だが、聖闘士ならばそれができるのだ、というのを読者に伝えるという意味で、星矢vs紫龍は最高の試合だったといえる。
この2つの見どころのうち、矛盾がバッサリとカットされているのは残念極まりない。
さらにいえば、聖衣破損を修復するために紫龍が命をかけるエピソードもない。


銀河戦争編までの総評


色々と文句ばかりを書き連ねてきたが、正直言ってこのあたりまでの本作は結構不満ばかりである。
ただ、まあ、ここから面白くなるよ。僕はシーズン1を完走しているのだから…。
そういえば、いちいち書かなかったけれど、本作においては星矢を明確に主人公として描いているように思う。ほかの青銅聖闘士は引き立て役に徹している。
原作だと、特にハーデス編以降の星矢の活躍は微妙だからね。星矢ファンなら楽しめるよ。

逆に、原作の方もけっこう展開はひどいところもある。
ぱっと思いつく限り、初期のアテナ沙織の鬼畜っぷりは擁護ができない。あの、幼いころにユニコーンの邪武を馬にして鞭を入れて遊んでいたシーンとか、「嫌な金持ち女」としか描写されているが、これが清らかな女神になったのは何らかの予定変更があったからなのか…。
個人的に、グラード財団のボスであるヴァンダー・グラードというキャラが割と好きである。白銀聖闘士編あたりから面白くなるよ。


聖闘士星矢 1【電子書籍】[ 車田正美 ]





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023.10.17 12:31:30
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.