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テーマ:タイ(3305)
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バンコクポスト紙の報道によると、17日タイ北部ウタラディット県で旧日本軍が仮設船橋の建設に使用したボートが発見されました。 ナン河で漁をしていた漁師が網にひっかかったボートを発見したそうです。 ボートの大きさは長さ9メートル、幅2.1メートル、深さ1.1メートルで、日本陸軍を示す日本語の彫りこみがあったとか。 今から73年前の1941年頃、この地に日本陸軍の通信部隊と修理部隊が駐屯していたそうです。 私は子供の頃から戦記物の本が大好きでいろいろ読んできました。 太平洋戦争、日露戦争、それから戦場物などのドキュメンタリーや小説を読んでは胸を躍らせたものです。 しかし大人になるにつれ、つまり自分が戦場で命がけで戦った兵士達と同じ年齢になるに従いだんだん無邪気に楽しめなくなってきました。 もし自分があの時代にいて召集されたらどうしただろう。 というか、兵役拒否はできないだろうから恐怖を押さえ込んで戦場に立つしかないのか。 ラバウルで毎日ゼロ戦を駆って命がけの空戦に明け暮れているパイロット達は、どうしてあんなに澄んだ目をしていて子供のように邪気のない笑顔ができるのか。 もし、ソ連が日本に侵攻してきたら自分はどうしたらいいのだろう。(当時はそういう時代でした) 国を守るために銃を持つのか。 そもそも、自分に極限状態の戦場で生き残る体力や精神力はあるのか。 若くして散っていった日本の兵士達の身を自分に置き換えて、そんな事を想像するようになったのです。 25才の時からタイで暮らすようになりました。 ここもかつて日本軍が進駐した場所です。 妻の実家のプラチュアップキリカンには、当時、日本軍が上陸してきてタイ軍と戦火を交えた記念館があります。 戦争は悲劇に決まっています。 2度と繰り返してはいけないこと。 でも、当時の人たちだって好き好んで戦場に行ったわけでないでしょう。 家族と国のために戦うしかなかったのでは。 もし自分だったら。。。 考えても答えの出ないことですが、少なくとも今の日本は戦場で散っていた多くの先達が礎となって築かれたもの。 タイでも多くの日本兵が命を落としたことでしょう。 2014年をタイで暮らすものとして、そのことだけは忘れずにいたい。 彼らに恥ずかしくないよう日本人としての矜持を忘れずに、タイの国とタイ人に貢献できるようでありたいと思う。 日記を楽しんで頂けたら、下の3つのブログランキンのアイコンにぜひ応援クリックをお願いいたします。 皆様から頂く貴重な一票とコメントを励みに更新しています。^^ どうぞよろしくお願いいたします。 にほんブログ村 竹亭の宣伝です。^^ バンコクで日本の味が恋しくなったら竹亭へぜひどうぞ。 手頃な値段でほっとする味をお楽しみください。 160バーツからの定食類は昼も夜も同じ値段。おつまみも多数、居酒屋的利用もお座敷で宴会も出来ます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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