タコ社長,オーストラリア・メルボルンのスローライフな日々

今日の写真　　スカートならトイレも行き易いかも


たまには真面目な話をしよう。

第一ホールから急にトイレに行きたくなり、二人の金髪娘とミニュチュアゴルフしているなんて至福どころか悶絶ものだった。学生時代、アメリカ旅行をしていたときのはなしだ。

普通のゴルフだったら、そこらで隠れて土なんか掘ったり使ったりして処理できるものを、子供なんかも賑やかにやっている狭いミニュチュアゴルフ場だから逃げようがない。まだ、当時はタコではなかったが、傍から見たらタコ踊りよろしくのた打ち回ってゴルフを続けていたのだろう。

その最中は、トイレに行くことが人生のすべてになる。トイレに行かないことには未来は絶対に開けない。人生の苦悩もへったくれもない。自分は、ただ、今トイレに行くために生まれてきたように思え、他のことが一切入ってこなくなる。

やっとのことで、ゴルフも終わった。だが、せっかく今まで我慢したのだから、我先になんて慌てて行くわけにはいかない。「あっ、そうそう、ちょっとトイレ。」とかのごく簡単な英語を発しておもむろに向かう。そして、すべてが終わったあとに、新たな人生を笑顔でスタートさせることができる。いつもの惚れっぽい体質も戻ってくる。

今トイレに行きたい人に「その内、そんな気持ちも薄れるよ。」なんて助言してもクソの役にも立たないし、その人の代わりにトイレに行ってあげることもできない。ただ、そういう状況にある人は、じっとこらえて漏らさないよう自分一人で我慢するしかない。誰も助けることはできない。そして、トイレに行けないからと言って、人生を儚んだりする必要もない。最悪は、それにまみれるだけだ。

時がくれば、そして状況がかわってくれば、今までの我慢を一気に爆発させて元の愛される自分に、もしくは嫌われる自分に驚くほどすっきりと戻ることができる。

問題は、タコ社長、わかっちゃいるがなかなか悟らないということで、過去の過ちから学ばない癖が抜け切らない。ゴルフに行くときには、携帯オマルとかを持参するとかの傾向と対策がなってない。まっ、いずれにしても黙っていてもそのうちオムツかなんかのお世話になる年代になれば、もう何も怖いものがなくなってくるのだろうが。

やっぱりタコ社長、哲学的な話しは向いていないみたいだ。早く、トイレ行って寝ることにしよう。



人気blogランキングへ
遠慮と躊躇のないクリックをお願いします。