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テーマ:たわごと(26887)
カテゴリ:問題提起
世の中、怖い話で知らないことが多すぎる。
例えば、世の中には化粧を落とさずに寝る女性がいるとか。統計を取るときはそのサンプルの数が多ければ多いほどいいようにも思える。個人的な調査にはあまりに障害が多すぎるので実態はつかめない。 1918年から2年くらいの間に日本人で人が40万人以上死んでいるある事象があった。何かご存知だろうか。第一次世界大戦とか言ってしまいそうだ。でも、この人数、半端じゃない。世界中では、5000万人から1億人が同じ運命を辿ったという。戦争で亡くなった人は2000万人だから、それを大きく超えている。 答えは、「スペイン風邪」。確かに、この風邪の名前は知っていたし、流行した風邪だったことも知っている。近くは、ホンコン風邪とかもある。 しかし、歴史で「スペイン風邪」のことを教えてもらった記憶がない。14世紀に黒死病、いわゆるペストが大流行したことは学んだ。今もそばにある高校時代の世界史の教科書「詳説 世界史」山川出版(昭和44年発行)の155ページに記載がある。しかし、「スペイン風邪」については、世界史の教科書にも日本史にも一切の記載がない。恥ずかしい話だが、スペイン風邪ってスペインあたりで大流行したのだろう、くらいの認識しかなかった。この年になっても、知らないことが多すぎる。 ネットで調べてみたら、とんでもなく世界中で大流行したインフルエンザだったということがすぐに分かった。ちょっと後の、関東大震災の被害などはよく伝わっているのに、このスペイン風邪については全く沈黙だ。何故なのだろう。書かない意図があるのだろう。40万人以上が死んでいるのだから。無記載は誰が決めるのだろうか? これから発生するであろう新型インフルエンザのことなどあまり調べていると、本当に怖くなり夢に出てきそうだ。個人的には、どうせ出てくるなら、化粧のままでもいいから女性と添い寝なんていう夢の方にしてもらいたいが。 1348年、黒死病とある お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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