サロン・ド・ノーチラス

おはようございます。落語好きのたぬきじじいです。

映画「しゃべれどもしゃべれども」について、話します。

国分太一さん演じる落語家二ツ目「今昔亭三つ葉」落語が好きで、弟子入りし、
前座から、二ツ目になり、真打をめざす。落語は完璧に覚え、演ずることが
できるが、客に受けず、もんもんとする毎日、師匠には、「おまえは、なにも
わかっていない」といわれ、悩む毎日・・・

そんなある日、ひょんなことから、しゃべることに悩む３人（香里奈さん、
森永悠希くん、松重豊さんの演じる個性ゆたかな人達）と出会い、落語を、
教えることになります。そして、その中から、なにかをつかんでいく。

いいですね。人は変われる。成長していく。好きな人が増えていく。
そう実感させてくれる映画です。こころがほんわかする。

落語好きから、いうと、師匠の落語は、いまいち（えらそうに・・ｂｙ四郎）
最後の三つ葉の落語はうまかったですね。本人のコメントを確認すると、
無我夢中でやったって書いてあって、楽しかっただろうなって、考えてました。

ビデオで、唯一、本職の落語家　故「桂　枝雀」師匠が登場しますが、
僕の好きな落語家さんなので、おもわず、涙がでそうになりました。
映像としては、残っているので、枝雀師匠の落語を一度、ごらんに、
なることを、お奨めします。

「きみにしか聞こえない」「しゃべれどもしゃべれども」に主人公の
おばあさん役で、八千草薫さんが、出演、いいなあ。あんなおばあちゃん、
あったかくって、かわいくって・・・できれば、家のたぬきばばあも、
ああなってくれれば・・・（無理！・・ｂｙ　たぬきばばあ）

いい作品です。機会があれば、ごらんください。

口下手なたぬきじじいでした。

ではでは