サロン・ド・ノーチラス

姫ファンのたぬきじじいです。遅くなりました。
第９話までは純粋に評価は高かったんですが、最終話で、
ランクダウンしました。で　最終評価には、姫分がプラスして
ありますので、その分はご理解ください。

役者陣は最高でした、大沢たかおさん、内野さん、中谷美紀さん
素晴らしい演技でした。はるかちゃんは、終始一貫して、咲を
演じきりました。脇を固めたみなさんにも不満はありません。

では　何故、評価が下がったのか、最終話での竜馬の扱いに
不満があり、謎を解かずに、ヒントも与えず終わるというのが、
僕の最大の減点要因です。

未来へ飛んだのは、仁先生か、竜馬か、みやげに、ホルマリンくんと
緊急医療セット？　竜馬にその知識があったとは思えない・・・
漁村で目を覚ました竜馬の頭に手術跡はない。そして、最後のシーンでの
頭痛の表現・・・・うむ、すっきりしない。

これが気になって、他のアラを探し出してしまった。

仁先生の肩にとまる雪になりたいと言った野風・・・吉原からの
巣立ち自体もそんなに簡単じゃないと思ったし、塾を始めるに
しても、そんな簡単なことではないと思った・・・・。

あとは、雪になぞられて、水の話がむりやりこじつけのような気が
したし、勝海舟の「竜馬がいなくても誰かが代わりを果たす」という
のも、疑問を感じたし、野風の「人生は万華鏡のようなもので、決まった
数の破片が組み合わせで違っていく」というのにも、疑問を感じた。

未来の写真が無くなること・・・これを、ある意味、開放とみなせば
いいなとは、思ったし、基本はそこにあるのだろうけど、弱い。

伏線をはるだけはって、最後につじつま合わせをしたという評価に
なってしまって・・・この記事をかきにくかったんですね。

こうなるとアラさがしばかりになってしまって、咲の服装まで、
気になってしまって、毎回衣装がかわって、そんなに旗本は、裕福
だったのかな？って疑問もあったし・・・・

バタフライエフェクトの結末が写真の消失だけというのも尻すぼみの
気がします。

で、ドラマ自体の評価は☆☆☆で、姫ファンと内野さんの竜馬、中谷
さんの野風で、☆一つプラスです。某竜馬との比較では、内野さんが
いい。

もし、続編をつくる場合は、こういう厳しい目で見終えたたぬきじじい
がいたことを、石丸Ｐと森下さんには、伝えておきたい。

期待が大きすぎたのかもしれない・・・・。

オリンピックをじっくり見ているなまけものじじいでした。

ではでは