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SARASA日より  balineko2005さん
君に読む物語 ショコラ831さん
2011.09.24
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カテゴリ:まじたぬ
現代の医療について、尊厳死について、人の最後については、まじたぬで、
書こうかな?『神様のカルテ』が気になっていたたぬきじじいです。

まず、映画の感想から、地域医療に取り組む地方病院の医師のお話で、
秀作です。人の死というものを考えるきっかけになればと思います。

良かった点は、主人公の医師が住まいする旅館の住人たち、岡田義徳くんが、
「学士様」で、原田泰造さんが、「画伯」で、主人公が「ドクトル」
学士様が、その住まいから出ていくエピソードがとても好きでした。

そして、主人公の妻役で、宮崎あおいさんが、すごく新鮮でした。
清涼感というか、透明感というか、あの雰囲気を自然に出せることは、
すごく、貴重でした。(ほかの人では・・・無理があると感じました。)
どちらかというと、人間くさくなくて、精霊に近い感覚を覚えました。
あのたたずまいは、一見の価値があります。

メインは加賀まりこさんが演じる末期ガンの患者のエピソードになるのですが、
その前に同じようにガン患者がなくなるエピソードがあります。

家族が最後を看取れるように、呼吸停止をしても、人工呼吸をし、心停止を
したら、家族がそろうまで、心臓マッサージをするシーンがありました。
心臓マッサージをして、肋骨が全部折れたという表現がありました。

大学病院で研修のために、外来の診療をした時に、現れる末期ガンの女性
一度の診察で、それっきりになると思っていた主人公が、自分の勤務する
病院に訪れたその人と再会します。

夫を亡くし、親戚、子供もないその女性のエピソードは、とても、
残酷で、やさしい。矛盾しているようにおもわれるかもしれませんが、
この表現がぴったりすると僕は考えています。

「神様のカルテ」という題名で、僕が思ったのは、神様が、一人ひとりの
カルテを書いていて、どうにもならないということなのかなと考えて
観賞しましたが・・・・・是非、ご自身でご確認ください。
(ネタばれにならずによくぞここまで、宣伝できたもんだ)

ここからは、まじたぬで、ネタばれ・個人的な見解が入ってきますので、
ご注意ください。

たぬちちが入院したおり、医師に言われて、印象に残っているのが、
「現代の医療では、人工呼吸、点滴、胃ろう、人工心肺などで、いくらでも、
生き続けることできる。」と言われたことでした。
昭和年代では、食事がとれなくなった時点から衰弱し、自発呼吸ができなく
なった時点が人の死でした。現在では、脳死も人の死と認められていますが、
心停止が、人の死としての一般認識でしょうか。

たぬちちの入院中は、点滴の同意書、治療の同意書、治療の方針説明など、
何回も病院に呼ばれ、サインしてきました。
最後に近い時には、嚥下(飲み下す)ことができず、痰をとるための吸引で
すごく、痛がっていたことを思い出します。苦しい息をしているので、
痰をとってくれるようにお願いしましたが、その苦しさは、見ていられません
でした。

酸素吸入されていても息苦しい状態になった次の日、病院から呼び出された
たぬじいと医師との会話
たぬじい「苦しそうでみていられない。楽になる方法はありませんか、どんな
  薬をつかってもかまいません。」
医師「実は、痛みを和らげる薬はあるんですが、苦しみを和らげる薬はありま
  せん。意識を失わせる薬はありますが、現状でその薬を投与すると、呼吸
  が止まります。今日、およびしたのは、自発呼吸が止まった時の処置に
  ついてです。人工呼吸、心臓マッサージをしますか?」

延命治療について、問いかけられたたぬじいの答えは・・・・
たぬじい「僕の選択は、延命治療の拒否です。たぬちちも酸素吸入を
 はずそうとするし、看護師が点滴に薬をいれようとすることを、目で
 追って、拒絶しようとしていると思われます。僕の選択は間違って
 いるのでしょうか。例えば、ここで、意識を失わせる処置を依頼
 したら、僕は殺人罪ですか?」
医師「家族がそれで、殺人罪に問われることはありません。ただ、医療
 の立場で、その処置をすることはできません。僕も自分の父の時は、
 その選択をしました。」

説明書にサインして、たぬははを能登の家に送り、たぬあねの自宅に寄り、
医師との会話を説明し、自宅に帰ってきて、数分後、容体急変の知らせが・・

僕は子供たちには、僕の選択を伝え、意思を示しておきたいと考えています。
回復の望みがない時は、延命治療は不要・・・・これが僕の意思です。

まじたぬでした。

ではでは






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最終更新日  2011.09.25 00:14:40
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