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カテゴリ:TVドラマ
絶賛します。最終回を確認したおもいやりのあるふりをすることが得意なたぬきじじいです。
主人公4人の演技はうまかったですね。瑛太くんの最初の登場からの性格付けから、その統一性というか、一貫した演技は素晴らしかった。 夫婦喧嘩?(元夫婦喧嘩)のパターンは、男側目線で、納得しながら、苦笑いしながら、見ていました。(おもいやりがないのよ・・は女性陣の宣戦布告かな?・・で、おもいやりがあるふうにふるまう・・・) タイトルにした「幸せになってください。」と「最高の結婚」という言葉は、二組の男女の中で、別れの言葉として使われました。 坂元さんのうまさだと思います。通常、使う言葉に違う意味を持たせるというのは、脚本の勝利、最終回の二人の親の登場と展開は、よかったですね。大好き・・・ 主人公4人それぞれに、みどころがあり、楽しめました。 真木よう子さん、演じる灯里の妹が現れて、感情を暴発させるシーンは最高でしたね。方言で暴露される育った環境の話、浮気ぐせのある父親、それを待ち続ける母親、そして、好きになった相手が、浮気ぐせのある男・・・・ クールビューティの真木よう子さんにピッタリと思って見続けていましたが、あれは、すごく、印象的でした。子どもができたことで、光生のことをほめる・・・一生分、ほめてあげるというシーンもすきでしたね。あれも、別れのシーンですよね。 (たぬじいも褒めてくれないかな?・・・いつでも褒めてあげますよ・・・背筋がさむい) 綾野 剛さんは、『八重の桜』のお殿様と今回のドラマの浮気癖のある男 諒・・・ この落差というか、演じわけはお見事としかいいようばありません。絶賛します。 のらりくらりと彼女が黙っていることをいいことに、遊び呆ける男、別れが決まっても、ぐずぐずと灯里をわすれられない、優柔不断な男、そして、灯里が妊娠したことを知ってからの行動は、お見事でしたね。一本筋が通ったままというのは、良かった。 いつまでも、可愛い子には目がいく・・・たぬじいとつながる点が・・・・ そして、結夏を演じた尾野真千子さん、最初の印象、ガサツでずぼらな女、感情むき出しで、夫をなじる女、最低と思いながら、ずっと見ていました。ガッツ石松さんが、お父さんでずぼらでがさつの面を見せてくれてから、なんか、納得してしまって、最後は、すごく、可愛くて、2%って言いながら結婚する灯里より、すっぱりと離婚する結夏、富士山から学んだというおおらかさ・・・どうしてこんなに魅力的になるんだろう。 灯里のほうが、静とすると、結夏が動・・・見事な対比でした。 好きってことが根底にあって、甘える。好きだったことを忘れる。 結婚は、ある意味、惰性かもしれませんね。(うちは、ボランティア・・・byたぬきばばあ) 離婚歴のあるおばあちゃんということで、八千草薫さんが、かわいくて、素敵なおばあちゃん。最終回でもっともインパクトがあったセリフ 「わたしは、80になるけど、いままで、目からウロコが落ちたことなんかない」 このセリフに☆一つアップでした。たしかに、人間には、ウロコは存在しない。 深くて、楽しいドラマでした。 ではでは お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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